内容説明
本書は、Android開発者やモバイルアプリケーションなどの開発経験がある開発者を対象としたAndroidアプリケーション開発の解説書。本格的な開発に進むために必要なWebサービスを活用するアプリケーションのほか、マルチメディアや位置情報、センサー、コミュニケーションといったアプリケーション分野のプログラミングの知識やノウハウを解説。また、AndroidのツールやJava言語の機能、モバイルアプリケーション開発の基礎を提供することが、読者が持っている既存の知識をAndroid開発に活かすことができるよう配慮している。
目次
1部 ツールと基本(ツールキット;Java for Android;Androidアプリケーションの構成要素;アプリケーションをユーザーの元に;Androidソフトウェア開発用Eclipse;Effective Java for Android)
2部 Android Frameworkについて(ビューの構築;フラグメントとマルチプラットフォームのサポート;2Dと3Dのグラフィックの描画;データの処理と永続化)
3部 Androidのスケルトンアプリケーション(振る舞いのよいアプリケーションのためのフレームワーク;コンテンツプロバイダの使用;コンテンツプロバイダを探る)
4部 高度なトピック(マルチメディア;位置とマップ;センサー、NFC、スピーチ、ジェスチャ、アクセシビリティ;コミュニケーション、識別、同期、ソーシャルメディア;Android Native Development Kit(NDK))
著者等紹介
メドニクス,ジガード[メドニクス,ジガード][Mednieks,Zigurd]
Androidをベースにしたシステムやソフトウェアを作成する主要OEM各社、ベンチャー企業のコンサルタント。以前勤めていたD2 Technologies社では、チーフアーキテクトとしてVoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)技術の開発に携わり、コミュニケーションとソーシャルメディアを専用の埋め込みシステムやAndroidプラットフォームで融合させる製品群の規格立案とその定義を手掛けた
ドーニン,ライアード[ドーニン,ライアード][Dornin,Laird]
JavaやAndroid、J2ME、SavaJe、WebKitブラウザライブラリなどに幅広い経験を有するモバイル開発アーキテクト。Sun Microsystems社ではJ2SE開発チームのメンバーに参加し、Java RMIとJiniテクノロジーを専門に開発した。現在、主要無線通信キャリアのシニアエンジニアで、同社のデベロッパーコミュニティのメンバーに、AndroidのアーキテクチャやネットワークAPIに関する指導と支援を提供している
メイク,G.ブレイク[メイク,G.ブレイク][Meike,G.Blake]
モバイルからサーバーサイドプラットフォームまで、広範囲にわたるJavaアプリケーション構築の豊かな経験を持つベテランデベロッパー
ナカムラ,マスミ[ナカムラ,マスミ][Nakamura,Masumi]
10年以上のソフトウェア開発の経験を持ち、モバイルインフラの構築から自身のモバイル企業の立ち上げまで、モバイルテクノロジーを舞台にしたさまざまな分野で活躍している。Androidアプリ、WHEREのメインデベロッパーの1人で、現在はWHERE社のBig Data and Recommendationsグループのメインアーキテクトを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。