内容説明
企業情報システムのクラウド化に際して、直面するリスクに正しく向き合うために、クラウド技術のセキュリティについて解説。企業ユーザに向けて、クラウドを体系的に解説し、インフラストラクチャセキュリティ、データセキュリティとストレージ、監査とコンプライアンス、またクラウドが企業ＩＴに与える影響など、クラウドのセキュリティについて包括的に解説。
目次
クラウドコンピューティングとは何か？
インフラストラクチャセキュリティ
データセキュリティとストレージ
アイデンティティ／アクセス管理
クラウドにおけるセキュリティ管理
プライバシー
監査とコンプライアンス
クラウドサービスプロバイダの例
クラウドサービスとしてのセキュリティ
クラウドコンピューティングが企業ＩＴの役割に及ぼす影響
結論、そしてクラウドの未来
著者等紹介
マザー，ティム［マザー，ティム］［Ｍａｔｈｅｒ，Ｔｉｍ］
経験豊富なセキュリティ専門家であり、現在、情報アシュアランスの修士課程に励んでいる。情報セキュリティ問題に関するスピーカーやコメンテータを務めることも多く、複数のセキュリティ関連スタートアップのアドバイザも務めている。最近では、ＥＭＣのセキュリティ部門であるＲＳＡのチーフセキュリティストラテジストとして、セキュリティ業界のトレンド、技術、脅威の最先端を行く責任を負っていた。その前は、ＳｙｍａｎｔｅｃのＣＴＯ室で技術戦略担当バイスプレジデントとして、企業の技術および知的財産の長期戦略をまとめていた
クマラスワミ，サブラ［クマラスワミ，サブラ］［Ｋｕｍａｒａｓｗａｍｙ，Ｓｕｂｒａ］
情報セキュリティ、インターネット、ｅコマース技術の領域で１８年以上のエンジニアおよびマネジメント経験があり、現在はＳｕｎ Ｍｉｃｒｏｓｙｓｔｅｍｓでアイデンティティ／アクセス管理プログラムを指揮している。また、Ｎｅｔｓｃａｐｅ、ＷｈｏＷｈｅｒｅ、Ｌｙｃｏｓ、Ｋｎｏｗｌｅｄｇｅ Ｎｅｔｗｏｒｋｓといった各種インターネット企業において指導的立場にあり、ＣｏｏｌＳｙｎｃとＺｉｎｇｄａｔａというインターネットスタートアップの共同創業者でもあった
ラティフ，シャヘド［ラティフ，シャヘド］［Ｌａｔｉｆ，Ｓｈａｈｅｄ］
ＫＰＭＧのシリコンバレーオフィスにあるＫＰＭＧアドバイザリープラクティスの共同経営者。世界のＦｏｒｔｕｎｅ １，０００企業において２３年を超える経験があり、様々な分野に及ぶビジネスおよび技術ソリューションの提供に尽力してきた。また、シリコンバレーのＦｏｒｔｕｎｅ ５００ハイテク企業の多くと仕事をしたことがある。ＫＰＭＧのロンドンオフィスでは、金融部門コンサルティンググループ、情報リスクマネジメントグループ、アシュアランスプラクティスにおいて１０年間働いた
下道高志［シタミチタカシ］
サン・マイクロシステムズ株式会社勤務。チーフ・テクノロジスト。慶応義塾大学卒。ＵＮＩＸ Ｓｙｓｔｅｍ Ｖ Ｂｏｕｒｎｅ Ｓｈｅｌｌの８ｂｉｔスルー化を皮切りにＵＮＩＸ国際化機能開発に従事。９５年にサン入社以降、Ｊａｖａセンターの立ち上げ等Ｊａｖａに深く関わる。２００１年よりＬｉｂｅｒｔｙ Ａｌｌａｉｎｃｅ Ｐｒｏｊｅｃｔのメンバーとして活動し、ｗｏｒｌｄ ｗｉｄｅのスポークス・パーソンとして活動。Ｋａｎｔａｒａ ｉｎｉｔｉａｔｉｖｅ Ｊａｐａｎ ＷＧセクレタリ
笹井崇司［ササイタカシ］
ソフトウェアエンジニア。１９９６年、大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻修了。現在、家電メーカに勤務。ネットワーク関連やモバイル機器の開発に従事。モバイルアプリ、ＵＩ、翻訳に興味を持ち、二児の子育ての傍ら、いろいろと修行中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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