内容説明
本書はウェブのインタラクションをよりリッチにするためのパターン、ベストプラクティスをまとめた書籍です。ドラッグアンドドロップ、オーバーレイ、展開/折りたたみ、アニメーション、ライブプレビューなど、75以上の重要なパターンが「直接的なインターフェースを作ろう」から「すばやく反応しよう」まで、6つの原則のもとに整理され、操作の概要、利用すべき状況、そしてアンチパターンまで、丁寧に解説されています。すべての解説例が、Yahoo!、Google(Gmail、Google Maps)、Flickrなど実際のサイトを例にしていることも大きな特徴です。エンジニア、デザイナー、マーケティング担当者などウェブに関わるすべての人が共通の基盤を築くために欠かせない一冊となることでしょう。本文オールカラー。
目次
第1原則 直接的なインターフェースを作ろう
第2原則 軽快さを心がけよう
第3原則 1ページで完結させよう
第4原則 インビテーションを仕掛けよう
第5原則 トランジションを利用しよう
第6原則 すばやく反応しよう
エピローグ リッチなインタラクションを実現する原則とパターン
著者等紹介
スコット,ビル[スコット,ビル][Scott,Bill]
米国カリフォルニア州ロスガトス市のNetflix社で、UI技術担当ディレクターとして、インターフェース工学とデザイン技術の腕をふるっている。以前はYahoo!に在籍し、AjaxエバンジェリストおよびYahoo!Design Pattern Libraryのパターン収集担当を務めた。IT業界で長らく華々しい成果を残してきたが、それは使いやすい製品をデザインする上での、技術的、創造的側面に対する彼ならではの見解によるところが大きい
ニール,テレサ[ニール,テレサ][Neil,Theresa]
テキサス州オースチン市在住のユーザーエクスペリエンス専門コンサルタントで、スタートアップ企業からFortune 500企業までの幅広いクライアントに向けて、リッチなインターネットアプリケーションをデザインしている
浅野紀予[アサノノリヨ]
メディアプローブ株式会社シニアインフォメーションアーキテクト。ネットワークからアプリケーションまでの多数のレイヤに及ぶ業務経験を基に、さまざまな分野にわたるウェブサイトの構築を手がける。米国情報アーキテクチャ研究所(IA Institute)および人間中心設計推進機構(HCD‐Net)会員
高橋信夫[タカハシノブオ]
1953年生まれ。学習院大学理学部化学科卒、同大学院修士課程修了。大手コンピュータメーカで、大型計算機およびパソコンのソフトウェア企画、開発の後、ウェブマーケティング事業立ち上げに参加、2006年に独立して、翻訳業、著述業のほか、科学研究、科学教材開発も手がけ、オリジナル製品に「トンでも吸盤」がある、仮設実験授業研究会会員、Japan Skeptic運営委員、TechCrunch日本語版翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山形竜也
mkisono
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