内容説明
どのように問題を捉え、解決すればよいのか―その取り組み方を示し、問題解決のセンスを養うとともに、その面白さ、楽しさ、美しさを伝えます。一見、どこから手をつけてよいかわからない難問も、著者の手にかかれば、視点を少し変えるだけで驚くほど簡単に、美しく解けてしまうのです。柔軟な発想で数学の問題を解くことを通じ、他の場面でも応用できるような問題解決能力が身に付きます。日常生活で起こる問題や仕事上の問題を解決する上でも、多くのヒントを与えてくれるエレガントな解法と柔軟なアイデアが満載です。
目次
第1章 この本の内容と読み方
第2章 問題について検討するための方針
第3章 問題解決のための数学的方法
第4章 3つの重要な横断的方法
第5章 代数
第6章 組合せ論
第7章 整数論
第8章 アメリカ人向けの幾何学
第9章 微積分学
著者等紹介
ツァイツ,ポール[ツァイツ,ポール][Zeitz,Paul]
サンフランシスコ大学の数学教授。ハーバード大学で歴史を学び、1992年、カリフォルニア大学バークレー校で数学の博士号を取得。専門はエルゴード理論。数学の問題解決は最も関心の強い分野で、アメリカ数学オリンピックで優勝した経験もあり、1974年の国際数学オリンピックの最初のアメリカチームのメンバーでもあった。1985年からアメリカ数学オリンピックをはじめとする数学コンテスト用の問題の作成や、改変を行っている。アメリカの国際数学オリンピックチームのトレーニングのサポートもする
山口文彦[ヤマグチフミヒコ]
1971年生まれ。1993年慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、2001年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻後期博士課程単位取得満期退学、2010年4月より慶應義塾大学訪問研究員、東京理科大学非常勤講師。博士(工学)。専門は知能情報学で、特に自動推論アルゴリズムに興味を持つ
松崎公紀[マツザキキミノリ]
1979年生まれ。2001年東京大学工学部計数工学科卒、2005年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程中退、東京大学助手、助教を経て、2009年10月より高知工科大学情報学群准教授。博士(情報理工学)。専門は数学的定式化を用いた系統的なプログラミング手法で、特に並列プログラミングに対する応用について研究している。また、関数プログラミングやアルゴリズム導出にも興味を持つ
三橋泉[ミハシイズミ]
1983年生まれ。2006年東京大学工学部計数工学科卒、2009年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了、2009年より日立製作所システム開発研究所に勤務。世界各国のブログや民間メディアの記事を紹介するウェブサイト「グローバル・ボイス日本語」にて翻訳ボランティアを務める
松永多苗子[マツナガタエコ]
1982年、東京大学教養学部基礎科学科卒業。以後、いくつかの企業、研究機関において、LSIの設計支援技術の研究開発に従事。2010年、早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。現在、早稲田大学IT研究機構研究助手。LSI設計における最適化アルゴリズム等の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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