出版社内容情報
『初めてのPerl』や『続・初めてのPerl』を読んでさらに次へ進もうと考えている人のための本である。前 2作では触れなかったデバッグやメンテナンスなど、Perlプログラマが開発現場で日々直面する多くの問題を取り上げ、Perlプログラマらしいその解決方法を解説。たくさんの Perlコードを書き、失敗したり悩んだりしてきたプログラマに正しい方向を示す。Perlのスキルを磨いて本物を目指す Perlユーザの必読書。
内容説明
本書は、Perl構文の基本を指南する『初めてのPerl』、再利用可能なPerlソフトウェアを作成する方法を教える『続・初めてのPerl』に次ぐ3番目の書籍として位置付けられる。このシリーズ完結編の役割を担っており、Perlを意のままに自由に操るための方法を伝授する。優れた技を集めたトリック集ではなく、Perlプログラミングについての考え方を説く。つまりプログラマが日々直面するデバッギング、メンテナンス、設定といった現実の問題を扱えるようになるための解説書である。Perlマスタになるために、もしくは解決策を見つけ出す方法を知る、あるいは問題を発見する方法を知る先達(案内人)になるために読むべき書物である。
目次
Perlマスタになる
高度な正規表現
安全なプログラミング技法
Perlのデバッギング
Perlのプロファイリング
Perlのベンチマーク
Perlをクリーンアップする
シンボルテーブルと型グロブ
動的サブルーチン
モジュールの修正と応急処置〔ほか〕
著者等紹介
フォイ,ブライアン・D.[フォイ,ブライアンD.][Foy,Brian D.]
1998年以来、Stonenge Consulting Servicesの講師を務めている。最初のPerlユーザグループであるNew York Perl Mongersを設立した他、世界中の200以上のPerlユーザグループの設立を助けた非営利Perl支援グループであるPerl Mongers,Inc.の設立者でもある。Perlコアドキュメントのperlfaqの部分の他、CPANのいくつかのモジュール、独立したいくつかのスクリプトをメンテナンスしている。『The Perl Review』の刊行者であり、カンファレンスでも頻繁に演壇に立っている
菅野良二[カンノリョウジ]
Windows、UNIX、ネットワークセキュリティなどコンピュータ関連の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。