内容説明
本書の目的は、デザインパターンの概念をAjaxにも適用し、ユーザビリティに優れたWebアプリケーションの効率的な開発を可能にすることです。基盤技術からプログラミング、機能と使いやすさ、アプリケーション開発までの4つのカテゴリーで、計70のパターンを紹介します。それぞれのパターンについて、背景、問題、解決策を示し、具体例を通してそのパターンを身につけていく構成になっています。Ajaxによってできることとできないこと、実際にどのようにAjaxが利用されているか、高品質なAjaxアプリケーションのアーキテクチャ、無駄のない迅速な処理、優れた操作性などを実現するデザインパターンなどについて理解が得られるはずです。
目次
第1部 イントロダクション
第2部 基盤技術のパターン
第3部 プログラミングのパターン
第4部 機能と使いやすさのパターン
第5部 アプリケーション開発のパターン
第6部 付録
著者等紹介
マエモフ,マイケル[マエモフ,マイケル][Mahemoff,Michael]
22年間にわたってソフトウェア開発に携わっており、そのうち10年間は企業に籍を置いている。メルボルン大学でソフトウェア工学と心理学の学位を取得し、「ソフトウェア工学におけるデザインの再利用とヒューマン‐コンピュータインタラクション」という題目で博士号を取得。現在ロンドンに在住しており、銀行や医療機関向けのソフトウェア開発に関するコンサルティングを行っている
牧野聡[マキノサトシ]
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所副主任研究員。XML、Webサービス、Web2.0などのセキュリティやパフォーマンスに関する研究・開発を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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