• ポイントキャンペーン

C/C++セキュアプログラミングクックブック〈VOLUME3〉公開鍵暗号の実装とネットワークセキュリティ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 287p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873112244
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

ネットワークにおけるセキュリティ問題の大半はソフトウェアに原因がある。堅牢なソフトウェアを開発するには専門的な知識が必要であり、その習得はプログラマにとって急務の課題であるといえる。本書はWindowsならびにLinuxを含むUnixプラットフォームで、セキュアなプログラムをC/C++で記述するためのテクニックを一問一答形式でわかりやすく解説する。VOLUME3では、「公開鍵暗号」、「認証と鍵交換」、「ネットワーク」、「公開鍵基盤」などの公開鍵アルゴリズムの実装に関する話題とネットワークのセキュリティを扱う。

目次

1章 公開鍵暗号(どのような状況で公開鍵暗号を利用すべきか;公開鍵アルゴリズムを選択する ほか)
2章 認証と鍵交換(認証方法を選択する;Unixでユーザおよびグループ情報を取得する ほか)
3章 ネットワーク(SSL対応クライアントを作成する;SSL対応サーバを作成する ほか)
4章 公開鍵基盤(公開鍵基盤(PKI)を理解する
証明書を取得する ほか)

著者等紹介

ビエガ,ジョン[ビエガ,ジョン][Viega,John]
セキュリティの専門家として知られ、Secure Software社の創立者にして主任研究員である。ソフトウェアのセキュリティツールを多数世に送り出しており、GNUのメイリングリストマネージャであるMailmanの初代の開発者である。Virginia大学でコンピュータ科学の学士号ならびに修士号を取得。Virginia Techでコンピュータ科学の助教授ならびにCyber Security Policy and Research Instituteの上席研究員を務める。Open Web Applications Security Projectの技術評議委員でもある。またワシントンDCでセキュリティ研究会を主催し、毎月セキュリティ分野の専門家によるセミナーを開いている

メシエ,マット[メシエ,マット][Messier,Matt]
Secure Software社の技術部長を務めるセキュリティの権威で、20年近くにわたりプログラミングに従事している。Network Security with OpenSSLを共著した他に、RATS、Safe C String Library、および擬似乱数ジェネレータを安全にシードするためのEGADS(エントロピー収集分配システム)を共同で開発した。Secure Software社に参加する以前は、IBMおよびLotusにてOS/2用のSmartSuiteおよびOpen32の開発に従事し、そこでソースレベルおよびアセンブリレベルのデバッグ技術とオペレーティングシステムについて貴重な経験を積んだ

岩田哲[イワタテツ]
東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(電気・電子工学専攻)、博士(工学)。茨城大学工学部情報工学科助手。専門は現代暗号理論。特に、ブロック暗号、暗号化モード、メッセージ認証コードの構成法と安全性解析の研究に従事。メッセージ認証コードOMACの開発者の一人として知られる。国際暗号学会会員

光田秀[ミツダシゲル]
1958年広島県生まれ。京都大学工学部卒。政府研究機関にて科学技術系のプログラム技術に従事した後、フリーになり、科学技術系の翻訳、ソフトウェアの開発に携わっている。また異分野として哲学思想関係の翻訳も手がけており、その方面の著訳書も多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。