ニコラスの贈りもの―わが子の臓器提供を決意した父親の手記

ニコラスの贈りもの―わが子の臓器提供を決意した父親の手記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873110011
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

【セールスポイント】
愛する者の死に直面したとき、人はどうするものだろうか。ひとつの答えがここにある!

【発刊の目的と内容】
楽しいはずのイタリア旅行中に、著者夫妻は凶弾に倒れた7歳の息子ニコラスの脳死を告げられる。異国の地で悲嘆に暮れながらも夫妻は息子の臓器提供を決意し、ニコラスの臓器は7人のイタリア人に移植された。この事実が大々的に報じられると、臓器移植に対しての人々の興味を喚起するとともに、イタリア全土さらに海外まで大きな感動の波が押し寄せ、さまざなな社会現象に発展した。
本書は、愛する息子の死という過酷な現実を、「命のリレー」という形で昇華させることを選択した著者のノンフィクションストーリーである。

内容説明

ひとりの少年の命がいかにして何千人もの命を救うことになったかを語る父親の手記。著者レグ・グリーンは悲しみを知っている。彼はまた、悲劇という挑戦に直面して思いやりにあふれた真摯な行動をもって立ち上がった世界じゅうの人々のことを身をもって知っている。最愛の息子の死を招いた家族のイタリア旅行、強盗事件で発射された銃弾が変えた家族の生活、息子の臓器提供を決めたことで夫婦が世界的な注目を浴びるようになった経緯など、メディアでは語られなかった詳細と胸の内が明される。

目次

長い旅が始まる
ハイウェイでの襲撃
死と決断
国を挙げて悼む
埋葬
ニコラスという子
家族のこと
再びイタリアへ
少年に与えられた栄誉
世界じゅうから寄せられた手紙
対話が始まる
ほかの人々の物語
ドナーとレシピエント
子供の鐘の塔
ますます忙しくなる
映画化
裁判
ニコラスのいない日々
旅路の終わりに

最近チェックした商品