目次
風の通い路―はじめに
不足好き
ちくちくの効能
急いでは、のんびり
家族―のびちぢみ
この暮らし、この仕事―おわりに
著者等紹介
山本ふみこ[ヤマモトフミコ]
1958年北海道生まれ。随筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
22
山本さんのエッセイ、すごく好きで、多分全作読んでます。良いなぁと思うけど、なかなか真似は出来ず、物はたまってしまいます。2012/09/06
サルビア
21
示唆に富んだ文章があり、うなづきながら読んだ本でした。娘さんと凧の糸の絡んだのをほどいている時間が6時間かかったことを時間にもてなされているという捉え方がとても良いなと思いました。あと、人生にも梅雨があるというお話も良かったです。2016/01/08
pocco@灯れ松明の火
21
断捨離本でない:私にはよかった気がする。そうだ、必要ないものばかり抱えているが、足りなくてもいいんだ。足りないなら足りないなりの楽しみ方ってあるじゃないか!と捨てる覚悟がついた本。おすすめします。2013/01/07
はるき
19
工夫を面白がる姿勢が凄い。沢山あるのに不足ばかり感じるのを取り合えず止めよう。2021/03/05
きりぱい
12
最近、食料品のストックだとか足りないぐらいでいいや、と考えるようになったので、このタイトルは楽しく響いてくるのだけど、内容はそれなりに面白いところと共感というほどではないところと色々。暮らしの、特に台所の工夫が好きなので、余り内面の話や人づきあいの話になると期待しているものとずれる。文の調子も変に読みづらい。何となく著者のエッセイは古いものの方が好きだなあ。「モノを大事にするというのなら、そうたくさんのモノは持ちきれませんよ」は確かにそうだと思う。2012/08/16