出版社内容情報
大杉 耕一[オオスギ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
陸奥多賀城で家持は無念の客死。藤原種継暗殺。怒る桓武帝は家持遺骨を隠岐流罪、大伴家断絶、歌稿没収。早良親王幽閉死。以後帝は怨霊に祟られ苦悶の臨終枕頭万葉上梓を許可。万葉集誕生の秘密に迫る歴史浪漫シリーズ遂に完結。
目次
貴公子の青春
聖武帝彷徨
恭仁京造営
異変
雪掃きの宴
越中守絶唱―その一 破格の栄転
越中守絶唱―その二 橘家使者の密命
越中守絶唱―その三 春苑桃李
少納言自重―その一 紫微中台
少納言自重―その二 大仏開眼〔ほか〕
著者等紹介
大杉耕一[オオスギコウイチ]
大分県津久見市出身。1935年(昭和10年)生。臼杵高、京都大学経済学部卒、住友銀行入行。研修所講師、ロンドン勤務、国内支店長、関係会社役員。61歳より晴耕雨読の游翁。趣味:短歌鑑賞(ロンドン時代短歌を詠み、朝日歌壇秀歌選に2首採録)。史跡探訪。運動:70歳より京大濃青会鶴見川最シニアクルーの舵手。世界マスターズの優勝メダル2及びOAR(80代現役漕手賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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