出版社内容情報
桜又 彩子［サクラマタ アヤコ］
著・文・その他
内容説明
都内の進学校に通う小夜は、出雲に帰省中、古代にタイムスリップしてしまう。そこは日霊女女王亡き後、動乱の倭国。贈於国の豊受比売（豊夜）は、山門国の女王として立つよう迫られていた。やがて他の国々の思惑も入り乱れ、豊夜の運命は急転していく。旅の末に豊夜が決断する道とは。そして小夜がつかんだ自らの生きる道とは…？勾玉を通して二人の少女の魂が響き合う歴史ファンタジー！
著者等紹介
桜又彩子［サクラマタアヤコ］
１９７６年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。東京未来大学子ども心理学科卒業。現在は、働く人々の心身の健康を支援する仕事に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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TAMA
11
勾玉ってなんであんな形なんだろう？って不思議だったので、たまたまこの本読んでそうかなとも。でも実際的に二つ組んで円になるのは見たことが無いとも。卑弥呼を天照大御神と同一視する説も見るなあと思うので伊勢の内宮外宮とも重ねて面白い着眼でそれもありかなとか。古事記や日本書紀よく読んだんだろうな、すごいなと思いつつ、勾玉が円にならないにならないようなかみ合わなさが気になる本でした2022/10/07
