内容説明
幕末期の漢詩人梁川星巌とその妻紅蘭、同道し頼山陽が辿った西国への道を歩み菅茶山らと交わり詩嚢を肥やす旅とする。やがて、時代のうねりに飲みこまれるように京都で尊皇攘夷運動の求心的存在になるが、安政の大獄による捕縛直前に斃れる。
著者等紹介
木村正幹[キムラマサミキ]
1960年岐阜県生まれ。名古屋大学文学部卒業。筑波大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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