内容説明
故宮博物院見学の必読書。本書は、台湾の故宮博物院で第7刷を記録した「国立故宮博物院案内」を、日本での販売開始に合わせて、304ページ・オールカラーに改編したものです。
目次
故宮小史
青銅器
書
絵画
陶磁器
鼻煙壷
彫刻
多宝格
文房四宝
琺瑯
玉彫刻
彫刻漆器
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウメ
9
先日上野の故宮博物院展に行ってきたのだが、行く前に読んでおけば良かったー。芸術作品は歴史や背景、製作過程を知ることでもっと面白く鑑賞できるものも数多くあるわけで。軽くスルーした名品の数々、ごめんなさい!2014/08/07
みみりん
1
訪問前の学習。以前日本で特別展を見てどうしてこんなに細かい細工ができるのか驚いたが、この技は世襲で継承されているとのこと。細かい手作業に耐えうる目を養うため瞬きしない修行を幼い時からした。早く見たい。2020/01/19
がんぞ
1
こちらは台湾。ルーブル、エルミタージュ、メトロポリタンと並んで「世界4大博物館」に数えられると言う(大英は?)。「収蔵品は中華文化のみ…他国の博物館を圧倒する所蔵品と規模」ということで、青銅文化からはじまりそれが祭器から実用器になり玉が珍重など…。商代から書画以外は作者名がなく種々の超絶技巧の工芸品などは権力の象徴であったが、ことに直前の異民族支配で清代はもっとも繁栄した時期であっただけに一般展示することは権力の失墜の端的な表現となった。解説の「封建体制の崩壊以降は…あらゆる分野の芸術が衰退した」が印象的2011/09/08
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