内容説明
豊かさを追求した後に見られる日本の現代社会に、今、求められているものは何か。それは、理性を超えた感性を大切にしようという思いではなかろうか。その一つは自然への回帰であったり、仏教など宗教に思いをはせることだったりする。ほのぼのとしたタッチで描く元教師の歩き遍路エッセイ。
目次
第1章 発心―阿波の春(酒を断つ;雨や雪、厳しい山や道 ほか)
第2章 修行―土佐の夏(ヤマモモ;チンプンカンプン ほか)
第3章 菩提―伊予の秋(リュックサック;夏の名残 ほか)
第4章 涅槃―讃岐の冬(巡礼先の天候;ご利益 ほか)
著者等紹介
橋田昌幸[ハシダマサユキ]
1937年生まれ。高知県出身。1956年高岡高校から大阪学芸大(現、教育大)へ。1960年豊中市で教師に。この年から大阪中学校新聞連盟の理事に推され、以後、この道を歩く。同連盟の副会長を最後に1998年に定年退職。退職後、三年間、豊中市立第十六中学校で嘱託勤務。その後、同第五中学校で臨時講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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