内容説明
薩摩藩の御家騒動で大島遠島となった名越左源太。その足跡を豊富な資料を駆使して再現させた労作。第2回『中・近世文学大賞』創作部門優秀賞受賞作品。
著者等紹介
藤民央[フジタミオウ]
昭和14年東京に生まれる。同38年鹿児島大学文理学部卒業。鹿児島県立高等学校教諭。平成6年小説「紙の卒塔婆」が南日本新聞社懸賞小説『新春文芸』入選。同10年・13年九州芸術祭文学賞地区次席入選。同12年定年退職、「南島民俗」研究に入る。同13年小説「道之島遠島記」が中近世文学大賞入選
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