中井正一・「立法主体」の論理学

中井正一・「立法主体」の論理学

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873021270
  • NDC分類 314.1
  • Cコード C3032

内容説明

中井正一「集団主体の哲学」に「立法主体の論理学」の観点からアプローチ。「真の立法主体=集団主体の形成を、国立国会図書館法、議院法制局法、法務庁設置法を根拠として図る」という革新的構想は、どのようにして生まれてきたか。そしてそれは実現されているか。

目次

序論 中井正一・「集団主体の哲学」と「立法の論理」の関連について
1 国立国会図書館法の制定―立法権確立の根拠(国会法と国立国会図書館法;国立国会図書館法の基本構想とその構造)
2 議院法制局法―代議制確立のために(議院法制局法と議院事務局法、衆議院法制局事務分掌規程及び参議院法制局事務分掌規程;法制部から議院法制局へ ほか)
3 法務庁設置法の構想―官制・法制局の廃止と立法主体の形成へ(法制局の解体―法務庁設置法成立まで;法務庁設置法の成立から法務府設置法への改正―法制局の廃止へ)
4 法制局設置法から内閣法制局設置法へ―立法主体と行政権との矛盾・対立(法制局設置法から「内閣」法制局設置法へ;関係法規 ほか)

著者等紹介

佐藤晋一[サトウシンイチ]
1944年生まれ。’72年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。足利工業大学に勤務。’79年茨城大学教育学部に勤務。現在、助教授。著書に「中井正一・『図書館』の論理学」(’92年)「増補版 中井正一・『図書館』の論理学」(’96年)「中井正一・『教育』の論理学」(’96年)
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