内容説明
王女アンノワール―夜ごと男装の女剣士として賞金首を狙う彼女の目的は、幼い頃に命を救ってくれた愛する人を捜し出すことだった。唯一の手掛かりは、“船も衣服も黒ずくめの、海賊”。ついに王女は、大海原へと漕ぎ出した。行く先に巨大な陰謀が渦巻いているとも知らずに―王女と海賊の大冒険ロマン。
著者等紹介
小松崎章[コマツザキアキラ]
昭和45年、福岡県田川市にて生誕。幼年期から現在に至るまで各地を転々とする。思春期に読んだ「さよならジュピター」に衝撃を覚え、以来フィクションの虜となる。SF、文学、スパイ物、戦記物と遍歴しながら、今はその趣向を主に西洋史に落ち着かせている。自分でも執筆しはじめたのは学生時代から。『黒い海賊』は、ベルターナ物の二作目にあたる。現在、山梨県富士吉田市に在住
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