出版社内容情報
兼村 高文[カネムラタカフミ]
洪 萬杓[ホンマンピョ]
ロザリオ・ララッタ[ロザリオララッタ]
自治体議会政策学会[ジチタイギカイセイサクガッカイ]
内容説明
市民参加の新しいカタチ―市民参加予算の登場。世界で注目!!市民が予算編成に直接関与。ブラジル・ポルトアレグレ市、イタリア・グロタマーレやローマ、イギリス・コベントリー市、アメリカ・シカゴの事例を解説。ドイツ・韓国・カナダでの広がりやハンガリーパーセント法も紹介。市民と議会が一体となってよりよい地域を作る手法、世界の動向や日本の現状がよくわかる自治体関係者必読の1冊。
目次
1 市民参加これからのカタチ(地方政治の危機と市民参加の台頭;代表制民主主義の危機と市民参加の役割;公共経営論(NPM)から公共ガバナンス論(NPG)へのパラダイムシフトと市民参加
市民の真の意見を探る市民参加のカタチ)
2 市民参加予算の登場と広がり―世界の動きと日本の現状(市民参加予算とは;市民参加予算の誕生―ブラジル・ポルトアレグレ市から始まった市民参加予算;市民参加予算の世界への広がり;日本の市民参加(型)予算―市民参加による意思決定の事例)
3 新たな市民参加のガバナンスをどう築くか―市民参加(型)予算の制度設計(市民参加(型)予算のデザイン
市民参加のアカウンタビリティ
これからの市民参加のガバナンス:予算の財政民主主義に関わって)
参考資料:韓国住民参与予算制に関する資料(日本語訳)