内容説明
人形を作り始めたのは、立体は手で触った感触を感じられる事と胡粉塗りの肌の美しさ、そして日本古来の素敵な古裂を絵の具がわりに使いたいと思ったからです。ちりめん、更紗、藍木綿、西洋のアンティーク布、使っていた人々を思いながらの人形創りは楽しいものです。お伽の動物たちの玉手箱は福がいっぱい。きくちのばらの万福世界。
著者等紹介
きくちのばら[キクチノバラ]
東京生まれ。文化服装学院卒業後、長沢節モードセミナーにてデザイン、タブローを修得、イラストレーターとして雑誌などの仕事を経て、74年桐塑人形作家・高浜かの子に師事。76~95年、新構造社工芸部に出展。会員大賞、研究賞、会員努力賞を受賞。97年表参道にアトリエ&古布の店(ギャレェリア・ラ・ガッタ)開業。現在池袋西武コミュニティカレッジ講師
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