目次
第1章 陰陽師と天体観測(備前・備中の陰陽師の占める位置―奈良・平安朝初期を中心に;播磨と陰陽師;平安時代の天体観測に関する覚書;安倍泰親・泰茂父子と安倍時晴の天体観測のこと;慶保胤と佐保の神と住吉の神―杣山の建築用材輸送をめぐる問題)
第2章 藤原氏と俗信(藤原氏の神と鹿;柿の俗信覚書―幸不幸の両面を持つ柿;柿の民俗と藤原氏―興福寺の柿から庭の梢の柿へ;栗節供と関白大饗の甘栗使)
第3章 神の乗り物(牛の民俗;牛に乗るということ;雷の通る道;鯉に乗る神覚書)
著者等紹介
田中久夫[タナカヒサオ]
1934年神戸生まれ。1964年関西大学大学院修士課程修了、文学博士。兵庫県立御影高等学校教諭、神戸女子大学大学院教授を経て、日本山岳修験学会顧問、奈良県立橿原考古学研究所指導研究員(民俗)、御影史学研究会名誉代表理事、神戸女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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