内容説明
本書は、2006年7月に開催された武田氏研究会総会において、「武田氏研究の新展開」と題して実施されたシンポジウムを基盤にしている。しかし実際には、シンポジウムの準備として始められたワーキンググループという勉強会の活動の成果としての方が、実態に即しているといえるだろう。戦国大名武田氏をフィールドに、これまで戦国期研究の論点であった諸問題をテーマに、「各執筆者に徹底した研究史の把握と、それをもとにした課題の提示」、「その課題を解き明かすために、テーマに沿った基礎研究を行うこと」、「各テーマごとに、他大名と比較検討を行い、武田氏と他大名との共通点と相違点を明らかにすること」、「そのうえで、武田氏の権力構造と領国支配の特質を前面に押し出すこと」、などを試みる。
目次
第1部 権力構造(武田氏の知行役と軍制;武田氏の領域支配と取次―奉書式朱印状の奉者をめぐって;武田氏の領国構造と先方衆;武田氏家中論)
第2部 領国支配(武田氏の検地と税制;武田氏の外交と戦争―武田・織田同盟と足利義昭;武田氏の宗教政策―寺社領の安堵と接収を中心に;武田領国の土豪層と地域社会)
史料紹介 高野山成慶院『檀那御寄進状并消息』
武田氏関係研究文献目録一九八三-二〇〇七年
著者等紹介
平山優[ヒラヤママサル]
1964年生まれ。1989年立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。山梨県教育庁学術文化財課主査
丸島和洋[マルシマカズヒロ]
1977年生まれ。2005年慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。中央大学・群馬県立女子大学非常勤講師、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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