内容説明
本書では19世紀の日本における自生的な資本主義の起源として、北海道の漁業と肥料加工業の事例を検討する。
目次
第1章 商業化・プロト工業化・資本主義
第2章 不完全な資本主義―場所請負制の盛衰
第3章 資本主義的変化
第4章 資本主義的漁業の開始
第5章 資本主義と窮乏化
第6章 合理的である権利―樺太、1905~1935
終章 19世紀日本の伝統産業と土着資本主義
著者等紹介
ハウエル,デビッド・ルーク[ハウエル,デビッドルーク][Howell,David L.]
1959年福岡県に生まれる。1981年ハワイ大学ヒロ校卒業。1989年プリンストン大学大学院修了。歴史学博士。テキサス大学オースティン校を経て、現在、プリンストン大学東アジア学部教授・学部長
河西英通[カワニシヒデミチ]
1953年、北海道に生まれる。弘前大学卒業。立命館大学大学院文学研究科修士課程日本史専攻修了。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程日本史専攻単位取得満期退学。上越教育大学助教授を経て、広島大学大学院文学研究科教授。博士(文学)
河西富美子[カワニシフミコ]
1955年、京都府に生まれる。ノートルダム女子大学卒業。立命館大学大学院文学研究科修士課程英米文学専攻修了。翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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