目次
本書の視点と構成
第1編 「国体論」から「国民国家」へ―加波山事件前後(『新論』における国体論の位相―転換期の言説;思想史的事件としての加波山事件;峰間信吉と南北朝正閏問題―ある教育者が生きた「国民国家」という物語)
第2編 「国家」と「超国家」とのあいだ―血盟団と農本主義(血盟団と五・一五事件の思想史;橘孝三郎に見る時代と煩悶―受験と神経症の時代;橘孝三郎に見る農本主義思想の位相―聖なる「農」という「物語」;橘孝三郎に見る超国家主義思想の位相―「マゴコロ」と「アラヒトガミ」による人類の救済へ)
著者等紹介
菅谷務[スガヤツトム]
1950年、茨城県に生まれる。明治大学政経学部政治学科を経て、同大学院政治経済学研究科博士課程修了。日本政治思想史専攻。現在、茨城大学非常勤講師。茨城大学五浦美術文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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