出版社内容情報
【著者紹介】
1941年、福岡県大牟田市生まれ。絵本に『ともだちや』(偕成社)『がたごとがたごと』(童心社)『十二支のおはなし』(岩崎書店)。童話に『ふしぎな森のヤーヤ』(金の星社)『ぶたのぶたじろう』(クレヨンハウス)。詩集に『ぼくたちはなく』(PHP研究所)『しっぽとおっぽ』(岩崎書店)など多数。
内容説明
ライオンのおじいさんが,さかみちのしたで、大きなたまごにであいました。このたまごは、なんのたまごなのでしょうか?ふしぎなたまごからはじまるどうぶつたちのミュージカル。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県大牟田市生まれ。絵本、童話、詩集多数
日隈みさき[ヒノクマミサキ]
1986年生まれ。三重県四日市市出身。大阪デザイナー専門学校を卒業後、関西を中心に活動。第13回ピンポイント絵本コンペにて、最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サウスムーン
12
「大きなたまご、実は◯◯でした!」の展開が、とにかく自由!長新太さんを思わせる発想で、とてつもなく楽しい。ダジャレも多く、ハッピーエンドからのオチもあり、小2くらいから楽しめそう。子どもウケ良さそう。2018/04/29
遠い日
3
もうほんと、内田麟太郎さんのナンセンスの極み。読み手は翻弄されるがまま。なんなの⁉︎と言っては負け。そんなことあるか〜い!と軽いノリで楽しみましょう。たまごに意味なんかないんだわ。2024/03/06
むらさき
1
読み聞かせ。よくわからなかった〜とつぶやくと、子どももわからんかった〜と。2021/08/25
あき☆ブラック・ベア
1
シュールな話。不条理が不条理のまま始まって終わる。出てくるライオン、ゴリラ、サイがみんな凄くいい味を出している。特にゴリラさんのアイデンティティの崩壊の仕方が好み。なんか3人の常識人ないい大人と不条理な子供たちの話って感じかな?これは気に入った。凄く気に入った。2019/11/17
fusarian
1
この本は、本当に笑わせてくれます。 小学1年生にはそこそこチャレンジなページ数かなと思いましたが、一気に読み終えて、何度も何度も繰り返し音読しています。 親が一緒に笑ってくれるのが嬉しいんでしょう。 大人が読んでも思わず声にだして笑いそうになるのは、作者のシュールな笑いと文章のセンスが秀逸。 こどもでも、ページをめくるスピードがどんどん加速する、読まされる児童書です。2018/07/29