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目次
1 世界遺産(和食が無形文化遺産に;「会席料理」から「和食(WASHOKU)」へ
和食の危機
世界遺産に登録されると)
2 日本の食文化(郷土料理を考える;いろいろなすし;郷土料理の代表、なべ料理;日本料理の「調理五法」とは;新鮮な食材をあつかう調理技術;伝統的な調理道具;和食の栄養バランス;伝統的な汁物;だしってなに?;みそとしょうゆ;美しさと季節感;年中行事とのかかわり・行事食;たいせつな作法;おもてなしの心;「和食」以外の世界遺産になった食文化を見てみよう)
著者等紹介
服部津貴子[ハットリツキコ]
フランス及びスイスの料理学校へ留学ののち、服部流家元に就任。現在、そのほかに家元会および服部栄養料理研究会会長、学校法人服部学園常任理事をつとめる。農林水産省林野庁の特用林産物の普及委員、国際オリーブ協会アドバイザーなどとしても活躍し、兄・服部幸應氏とともに服部学園を拠点として食育の普及活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みなみ
2
わざわざ韓国の宮廷料理が却下されていたことに言及したり(和食と同時期に韓国食文化が登録されているというのに)、和食を囲んで食事しなくなると家族のきずなが失われるかもよ?とか言い出したり、さんざん他国料理をアレンジしているのに寿司にフルーツを載せられたらすし文化の危機かもよ?とか言ってみたり、独善的過ぎて変な本。自国礼賛・狭量さ・さらっと含まれるヘイトと悪いところ詰め合わせで、シリーズ最後の本が最悪。それまでのは写真も綺麗で素晴らしいのに最後でガッカリ。2017/04/28
ワタナベ読書愛
0
2015年刊行。2013年に世界・無形文化遺産として登録された和食。登録までの経緯、ユネスコについて、登録の条件やメリット・デメリット、日本の食文化についてまとめてある学習絵本。和食といっても範囲は広く、会席料理~庶民のZ級グルメまで多岐にわたる。地域や時代、身分や貧富の差によっても全然ちがう食事を、どうやって「和食」としてまとめたのか?北関東の寒村で祖父母とともに食べたような日常の食事も一部見られたが、多くの写真は「余所行きのお惣菜」に見えた。世界遺産の和食は縁がないが、味噌や醤油の大切さはよくわかった2022/01/12