出版社内容情報
日本人が忘れてしまった暮らしの知恵がここにある!
捨てずに生かしてこその仕事上手。
・雑な仕事は好かん ・野草・薬草で病気知らず ・食糧難に活躍するヒエ
・旧暦で自然と暮らす ・かてあり(助け合い)の精神 ・魔払いの箒…
【著者紹介】
大正13年、宮崎県椎葉村生まれ。10歳の頃から親とともに焼畑をし、その中で豊富な野草の知恵を学ぶ。宮崎県椎葉村に嫁いで来て63年間 毎年毎年、繰り返し続けてきた焼畑2005年、国土緑化機構により「森の名手・名人」に選ばれた。元気に野山を歩き野草を採集。NHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」で紹介され大反響。国際エミー賞にノミネートされた。映画『森聞き』の主人公の一人。
内容説明
日本で唯一、焼畑農業を守り続けるクニ子おばばの家。山の神に祈りを捧げ、草木や生き物とともに暮らす、クニ子おばばの暮らしの知恵と工夫を紹介。雑穀・保存食のレシピつき。
目次
第1章 山の神様はいつもそばにいる(太陽、お月様に手を合わせる;森がばばの手でよみがえる;ひえは備えの食糧;旧暦で自然と暮らす;自然にあらがわない;ご先祖様からの言い伝え)
第2章 クニ子おばばは原始人(しぶとく使い切るばばの知恵;原始人おばばは病院知らず;水神様からいただいた水;ものがなければつくる;一生に一度の大阪生活;秀行じいさんとの暮らし;世渡りできるよう仕事を仕込む)
第3章 生きる知恵、無駄のない暮らし(雑穀が体を強くする;椎葉に伝わる伝統料理;茶おけでもてなす;仕事は手早くきれいに;捨てずに生かす仕事上手;ばばは歩く植物図鑑;ばばは365日営業中)
著者等紹介
椎葉クニ子[シイバクニコ]
大正13年、宮崎県椎葉村生まれ。10歳の頃から親とともに焼畑をし、嫁いで63年間、毎年繰り返し続けてきた焼畑の活動が認められ、2005年、国土緑化推進機構により「森の名手・名人100人」に選ばれた。89歳の今も元気に野山を歩き野草を採集。草木・野草に関しては「クニ子博士」と呼ばれている。NHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」で紹介され、大反響。国際エミー賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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