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出版社内容情報
2006年、奈良県の医師宅放火事件。「少年を殺人者のままにしておくわけにはいかなかった」自らの保身を省みず、世論と権力に立ち向かった児童精神科医が、今こそ伝えたいこと。
【著者紹介】
著者プロフィール
崎濱盛三(さきはま・もりみつ)
精神科医。京都大学医学部卒業後、京大病院精神神経科に入局。その後舞鶴市
民病院内科などを経て、2006年から洛和会音羽病院神経精神科に勤務。長年、
児童精神医学、発達障害の研究に取り組み、少年事件への造詣も深い。1999年
から2007年まで、大津家庭裁判所の医務室技官に非常勤で勤務。裁判所の依頼
で、精神障害の関与が疑われる事件などで被告人の精神鑑定を行うほか、医学
的見地から裁判官らに助言などを行ってきた。2006年、奈良県に住む少年が自
宅に放火、家族が死亡した事件で鑑定医を務めるが、翌2007年、この少年の更
生を妨げるゆがんだ報道を正すために行った情報開示をめぐり、秘密漏示罪に
問われ有罪判決を受ける。最高裁まで争うが、2012 年に上告が棄却される。
現在は、洛和会音羽病院神経精神科副部長として、日々臨床を行いながら、児
童福祉施設や老人ホームなどへも出向き、診察を行っている。
内容説明
広汎性発達障害を持つ人が「生きにくい」と感じる「しんどさ」や、家族や周囲の人が「どうして」と感じる「とまどい」…「発達障害」を社会全体が正しく理解するために大切なこととは?自らの保身を省みず、世論と権力に立ち向かった鑑定医が渾身の思いで記す「発達障害」の最新にして最良の解説書。
目次
第1章 児童精神科医が診る少年たち
第2章 障害の根本にあるもの
第3章 うつ病?それともAD/HD?
第4章 生きにくさの問題について
第5章 「しんどさ」の正体について
第6章 事件はなぜ起こったのか
第7章 司法に強く望むこと
第8章 診療の現場で考えてきたこと
著者等紹介
崎濱盛三[サキハマモリミツ]
精神科医。京都大学医学部卒業後、京大病院精神神経科に入局。その後舞鶴市民病院内科などを経て、2006年から洛和会音羽病院神経精神科に勤務。長年、児童精神医学、発達障害の研究に取り組み、少年事件への造詣も深い。1999年から2007年まで、大津家庭裁判所の医務室技官に非常勤で勤務。裁判所の依頼で、精神障害の関与が疑われる事件などで被告人の精神鑑定を行うほか、医学的見地から裁判官らに助言などを行ってきた。2006年、奈良県に住む少年が自宅に放火、家族が死亡した事件で鑑定医を務めるが、翌2007年、この少年の更生を妨げるゆがんだ報道を正すために行った情報開示をめぐり、秘密漏示罪に問われ有罪判決を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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