ダーチャですごす緑の週末―ロシアに学ぶ農ある暮らし

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784872906103
  • NDC分類 293.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロシアには古くからある習慣で菜園付セカンドハウス「ダーチャ」での週末暮らしがある。そこはけっして立派なセカンドハウスではなく、自分で毎年少しずつ増設するだけのとってもかわいいおうちなんです。

ロシアには古くある習慣で
菜園付セカンドハウス「ダーチャ」での
週末暮らしがある。
そこはけっして立派なセカンドハウスではなく、
自分で毎年少しずつ増設するだけの
とってもかわいいおうちなんです。

お金を貯めなくてもいい、自宅近くの緑いっぱいの
ダーチャを探して新しい週末スタイルをしよう!

どこか入れるスペースがありましたら
早起きのきのこ狩りやベリー摘み、肩のコリもほぐしてしまう農家ごっこで手作り野菜、 簡単おいしい料理、そして木漏れ日のお昼寝と読書。夜は近所の仲間と乾杯!

【著者紹介】
上智大学文学部新聞学科卒。雑誌、PR誌などの取材・執筆・翻訳に携わる傍ら、ミニコミ誌「勝手にロシア通信」に参加。共著に『ロシアの正しい楽しみ方』(「勝手にロシア通信」編集部/旅行人刊)『ロシアの大人の部屋』(辰巳出版)などがある。

内容説明

ロシアには古くある習慣で菜園付セカンドハウス「ダーチャ」での週末暮らしがある。けっして立派なセカンドハウスではなく、自分で毎年少しずつ増設するだけのとってもかわいいおうち。早起きのきのこ狩りやベリー摘み、肩のコリもほぐしてしまう農家ごっこで手づくり野菜、簡単おいしい料理、そして木漏れ日のお昼寝と読書。夜は近所の仲間と乾杯。お金を貯めなくてもいい、自宅近くの緑いっぱいのダーチャを探して新しい週末スタイルをしよう。

目次

第1章 「ダーチャ」って何だろう
第2章 ダーチャへ行こう!
ダーチャ拝見
ダーチャでのすごし方
ダーチャ点景
変わりゆくダーチャ、変わらないダーチャ
極東ロシアのダーチャ事情
第3章 ダーチャに見るロシアの心
第4章 ダーチャのある暮らし

著者等紹介

豊田菜穂子[トヨダナホコ]
上智大学文学部新聞学科卒。雑誌、PR誌などの取材・執筆・翻訳に携わる傍ら、ミニコミ誌「勝手にロシア通信」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

50
ロシア文学を読んでいてぶつかるのがこのダーチャ。「別荘」という訳が充てられることが多いけれど、本当はどんなものなのか、と手に取ることに。著者はダーチャを「ロシア的なるものの善良な要素がすべて集約され」ている場所としますが、帝政時代後半に貴族の社交の場となっていたダーチャ、ソ連時代の食糧難を支えたダーチャ、そして著者が訪問した現代の癒しや様々な楽しみの場となっているダーチャを見ているとロシアの世相の移り変わりも見えるようで、大地に根差した印象のあるロシア人のロシア的なものを支える一部なのだなと感じました。2018/07/30

たまきら

23
ダーチャって素敵だなあ…と思ってはいても、その由来や歴史的背景を知ると、なんだかロシアが愛しくなってきます。ホント、日本でもやっていい政策だと思うんだけどなあ。2020/12/26

ひと

15
日本ではあまり知られていないと思う、ロシアの週末別荘・農園「ダーチャ」、『フツーに方丈記』で紹介されていて探してみました。都心から40~80キロ、車で1~3時間とのことなので、真似をしてみたくても東京都心に住んでいると場所探しが難しそうな印象です。時間距離では確かに軽井沢辺りになりますが、優雅な別荘ライフはダーチャじゃない。ダーチャの心は生きるための基本的能力・自分の背印材能力への挑戦。プランターからでいいから野菜づくりで自然や土と親しんで、お金で買う生活に疑問を持ってほしいというメッセージが刺さります。2024/09/15

M2

12
この人ほどロシア文化に関する詳細な本を書いている人はいないのではないだろうか?大抵図書館で借りられるロシア関連の本と言えば政治的な話ばかりだったりするし、あってもここまで読みやすい文化の本はあまりないように思う。故にこの本はおススメ。まぁこの本の場合タイトル通りにダーチャの話に関する事で、そこに実際に住んでいる人の話や歴史的背景等ダーチャって何?と思ったこの本を手に取ることをお勧めする。2018/03/10

さとみ

6
ダーチャで過ごすように生きるのが積年の夢。 ダーチャとは何か。別荘やセカンドハウスと訳されるが、時代や階層よって様々だ。まさにお城のような別荘で何もせず週末を過ごすものから、電気ガス水道もない広大な菜園と森の中の村の様なものまで。勿論その中間もある。 重要なのは作りながら暮らすということ。それは家でさえも。時として土地の開拓から始める。 今の暮らしはなくてもいい便利が多すぎる。そしてその反面、自力で生きるための生活力を持たずに、外注された便利に依存している。パンを買うお金と、株式取引で使われるお金は違う。2018/07/19

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