出版社内容情報
売れっ子CMディレクターの原点は、あの雪印事件だった!
「商品企画」「営業企画」にも通用するビジネスマン必読の一冊!
●震災後、日本中に愛されたミゲル&西川貴教さんの消臭力CM――。
その仕掛人、鹿毛康司・エステー?鞄チ命宣伝部長が、ヒットCMを生み続ける「アイデア発想法」のすべてを明かす初の著作。
●彼は、元雪印社員だった。2000年に起きた「雪印事件」。その壮絶な体験が、数々の「愛されるアイデア」を生み出していたのだ。
本書では、彼がつかみとった、誰にでも応用可能な「アイデアのエッセンス」を「11の法則」としてまとめている。
●その根本には、「だからやらないではなく、だけどやる」の精神で、"常識"のカベを突破していく生き方があった。「だけどやる」と歩み続けるなかでドラマが生まれたとき、優れたアイデアは自然と生み出されるのだ。
「不器用な生き方」をさらけ出した本書を読めば、「アイデア」と「勇気」が自然と湧きあがってくる。
●ムシューダの熊雄、消臭プラグの殿様、消臭力の『この部屋くさいよ』……。
これら数々の愛されるCMを生み出してきたエステー?梶B
震災後、日本中に愛されたミゲルの消臭力CM、そして、ツイッターを介して西川貴教氏とそのファンも参加した続編のCMは、ついに「好感度日本No.1」に輝いた。
●この本は、その仕掛人であるエステー特命宣伝部長の鹿毛康司氏が、自らの「不器用な生き様」を生々しくさらけ出しながら、その「アイデア発想法」のすべてを明かした一冊。
●著者の原動力は、驚くことに約10年前の壮絶な「雪印事件の体験」にあった。
被害者・マスコミ対応の前線で苦しみ抜くなかでつかみとった「お客様と会話する"心のアプローチ"」が、エステーのCMアイデアの根底にあるのだ。
「お客様に向き合う」とは何か?
どうすれば、お客様と「目線」を合わせられるのか?
実体験を通して語られる彼の思考法には、
いたるところでハッとさせられ、納得させられるものばかりだ。
そして誰にでも応用可能な「アイデアのエッセンス」が、
見事に描き出されている究極のケーススタディでもある。
宣伝広報のみならず、
商品開発、営業、営業企画…。
お客様を相手にするすべての人の必読書。
特に、新社会人にはぜひとも読んでほしい一冊。
体の中から、
とにかく、不思議なくらいに、
「アイデア」と「勇気」が湧き出てくる本である。
内容説明
徹底的にお客様に向き合う。お客様と目線を合わせる。そこには、技術を超えた「心のアプローチ」があった。商品企画、営業企画、広報企画…。すべてに通用する「11の法則」。
目次
プロローグ 少年が歌い出した瞬間
第1章 「奇策」こそ王道だ
第2章 とことんお客様と向き合う
第3章 アイデアが生まれる「場」をつくる
第4章 アイデアとはドラマである
エピローグ あの空のくものように
著者等紹介
鹿毛康司[カゲコウジ]
エステー(株)特命宣伝部長・クリエイティブディレクター。1959年福岡県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、雪印乳業(現・雪印メグミルク)に入社。ドレクセル大学にてMBA取得(マーケティング、国際ビジネス)。帰国後、同社の営業改革を担当。2000年の雪印集団食中毒事件、2001年の牛肉偽装事件における被害者・マスコミ対応の前線に立つ。社員有志7人で「雪印体質を変革する会」を結成。「雪印社員一同」名義で新聞に謝罪広告を打つなどの活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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