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出版社内容情報
読字障害をカミングアウトした南雲くんのお母さんが語る生きにくさの理由を知るまでの共闘の全記録。
内容説明
理解力はあるのに、読み書きが困難!?まさか、うちの子が…。ひきこもり、自傷行為、強迫神経症…。学習障害の読字障害を抱えて生きる青年とその母が語る、生きにくさの理由を知るまでと、それと向き合った共闘の全記録。
目次
chapter1 第一期―一九八四年十一月二十六日~二〇〇一年十一月十八日(少年野球の切ない記憶;笑顔の陰に潜む神経質な素顔 ほか)
chapter2 第二期―二〇〇一年十一月十九日~二〇〇二年十二月十二日(「あの日」のこと;明彦とつながる決意 ほか)
chapter3 第三期―二〇〇二年十二月十三日~二〇〇六年七月(試行錯誤の繰り返し;両親の葛藤 ほか)
chapter4 第四期―二〇〇六年七月~二〇一〇年七月三十一日現在(読字障害とわかった日;親の感慨 ほか)
著者等紹介
小菅宏[コスガヒロシ]
出版社(集英社)勤務で週刊誌と月刊誌の編集者を経て独立(1990年)。現在は全国を講演活動でも回り、本著は四十七冊目の上梓となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんふぁ
3
私に子はいないけど、目の前で子が苦しみ、目の前で自傷するのを見るのは、想像のつかない辛さだろうな。それでも真摯に逃げずに向き合い続けていく姿に、感服しました。2014/10/26
碧子
2
南雲ママからの視点のお話が聞きたいなぁと思い辿り着いた本です。同じ出来事に対する見方考え方捉え方であっても、息子の明彦さんと母である信子さんで感じていたことに違いもあったんだな(当たり前のことですが)と思いました。息子さんがどんな状態の時でも、信じて励まし寄り添う母の強さには胸打たれます。家族や親子の関係がどれほど大切なものか。南雲さんの講演聞いてみたいです。2016/02/23
gitta
1
著者の表現や筆の滑りのようなものが目に付いてしまいました。しかし、そんなことよりも、家族の様子に打たれました。2010/12/14