内容説明
「愛しているからこそ束縛する」「家族や友だちより、彼氏を優先するもの」は危険です!こんな関係から抜け出るのは容易ではありません。見えない暴力には人の心をたたき壊し、健全な人間を人形のように無気力にして、逃げられないよう操作する恐るべきメカニズムが隠されています!幸せな恋愛関係がいいはずなのに、見えない暴力によるコントロール関係に気づかない女性たちに向けたカップル間DV警告書。
目次
第1章 それ、恋愛じゃなくてDVです
第2章 じつは身近にDVはあるんです
第3章 「見えない暴力」に気づこう
第4章 心を支配する「暴力」って、何?
第5章 「自分を大切にする」からはじめてみよう
第6章 自分も相手も大切にする関係をつくろう
第7章 もしもDV相談を受けたら
著者等紹介
瀧田信之[タキタノブユキ]
神奈川県生まれ。1980年より、ライフセイビングなどをはじめとする地域ボランティア活動を主宰。全国の小学校の生徒などに対し救急救命プログラムを提供するなかで、子どもの虐待やDV問題と出会い、DV支援機関湘南DVサポートセンターを設立。子どもの心のケアの手法を求めアメリカに渡りミネソタ州の非営利団体DAP(ドメスティック・アビューズ・プロジェクト)で、暴力防止プログラムを学び帰国後、このプログラムを取り入れた支援に取り組むと同時にプログラムの普及を展開。相談者のケアやカウンセリングのかたわら、小中学校や高校でいじめ防止プログラムを提供、関係機関などで勉強会や講演活動を展開するほか、プログラムを運用できるファシリテーターの育成も手がける。公的機関などにも積極的な呼びかけを行い、DVやいじめなどさまざまな暴力の根絶をめざし、普及・啓発活動を行っている
藤原千尋[フジワラチヒロ]
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経て執筆業に。国際協力や福祉、医療、環境問題など、身近な社会貢献をテーマに取材、執筆を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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