内容説明
財政破たんをふせぐための体験的自治体経営論。自治体の「再生」は可能か?改革派元市長による希望の提言。
目次
第1部 ある自治体「経営者」の挑戦―佐賀市、一九九九‐二〇〇五(バブルの残滓を除去する;経営刷新は人事からはじまる;経営効率化のための公共資産売却;談合体質と向き合う;実を結んだ経営改革)
第2部 自治体経営の未来へ―夕張、首都圏、そして…(夕張市財政破たんの教えるもの;自治体「再生」はありえない;首都圏に埋められた時限爆弾;再生産ができなくなった社会;自治体経営のコストカット;富を生み出す仕組みを作るために;市街地の活性化と産業振興対策;乗り越えられなかった壁)
著者等紹介
木下敏之[キノシタトシユキ]
1960年、佐賀県佐賀市生まれ。東京大学法学部卒業後、農林水産省に入省。1999年3月佐賀市長選挙に当選。県庁所在地の市長としては39歳で当時最年少。2005年9月まで2期6年半佐賀市長を務める。同年10月の合併にともなう新佐賀市市長選挙において4,000票差で落選。6年半の市長時代に行った改革は、福祉、教育、環境、IT、観光、入札改革など幅広く、全国の行政改革関係者には急進改革派として知られる。2006年10月東京財団上席研究員に就任。欧米との比較を通じて地方自治制度のあるべき姿を研究中。慶応大学、中央大学等非常勤講師。現在、ITと省エネのベンチャービジネスに携わりながら、多様な行革ノウハウを自治体に広げていくための講演活動や、コンサルティング活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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