- ホーム
- > 和書
- > 経営
- > マーケティング
- > マーケティングその他
内容説明
あらゆる戦略の基礎となるのが未来を読むこと。本書を読めばだれにでも未来を読み解くことができる!すべての戦略は未来予測から!日本でも数少ないフューチャーストラテジストが、未来予測の方法論を初めて明らかにした!日本の大手企業はすでに新規事業企画、新商品開発、新規ビジネス分野の開拓などマーケティングの前段階で、社会変化や環境変化、消費者の価値観の変化を読むために未来予測を行っている。
目次
第1章 未来学とは何か(未来予測が未来を変える;長期的思考と短期的思考 ほか)
第2章 未来学の現状(活躍する未来学者;未来ビジネスの開拓者たち ほか)
第3章 2020年までの未来(21世紀のニューフェース;人口問題を考える ほか)
第4章 歴史から学ぶ(未来を写す鏡が歴史学;賢者は歴史に学ぶ ほか)
第5章 未来学の方法論(未来学の考え方;未来学の思考法)
著者等紹介
根本昌彦[ネモトマサヒコ]
未来戦略研究所ストラテジスト。1968年東京生まれ。大学卒業後1991年に富士経済入社。1994年同社を退社し、IT分野を中心として数社のリサーチ会社を経て2007年4月より現職。大手企業を中心に15年以上にわたる市場リサーチ実績と脚で稼ぐ生きた情報と独自の視点に基づいた未来年表と未来予測という手法が注目される。ビジネス誌などへの寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
3
地球温暖化に対する見方は興味深かった。地球温暖化のデメリットを挙げた上で<果たして本当に問題なのかという議論もある。地球温暖化によるメリットは、実は意外と大きい。まず人は、寒冷化より温暖化の方が死なない。また、食料生産可能な地域が拡大するというメリットもある。ロシアなどの寒冷地では温帯地方の穀物栽培が可能になるといわれている。すでに、米国の穀物メジャー企業は、ロシアの土地を買い占めているという。>(p86)また決済がドルでされる限り、日本経済がいくら好調であってもそれを実感できないという説明にも納得する。2012/06/13
よしひろ
1
大変参考になる、未来学の本。2021/07/15
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 ロイヤル・ダッチ・シェル社は、ピーター・シュオルツが責任者を務めた未来学研究部門があり、早くも1983年にソビエト連邦の体制崩壊を予示している。ソ連の著しい経済悪化は、その後間もなく根本的な政治変革を余儀なくさせるとの判断からだった。シェルが、ソ連崩壊と冷戦終結という内容を盛り込んだレポートを CIAに送ったがCIAはそのレポートを一笑に付した。シェル側はこの持説を固持した。この先見の明により、競合他社を出し抜き、ソ連崩壊後のロシアにおいて有利な利権を手にすることに成功している。2018/07/25
telephone
1
さらりとまとめられている。2014/08/09
gabrielpeter
1
参考になる部分がけっこうあった。ただ全体のインパクトは大前研一さんの著作に比べ薄く、あまり印象に残らない感じです。2010/04/01