内容説明
「安静」も、「牽引」も、「注射」も、「薬」も「コルセット」も、「体操」も、「手術」も、ガンの痛みを和らげる「モルヒネ」さえも、腰痛には効かない…。これが、21世紀の最新治療だ。
目次
第1章 痛みを増幅させる腰痛の常識(医学界は腰痛の原因をいまだ解明していない;エビデンスレベルとは何か;老化と腰痛は無関係 ほか)
第2章 痛みを解消できないいまの治療法(人はなぜ治るのか;ベッドでの安静は危険;薬はどこまで有効か ほか)
第3章 あなたを苦しめ続けた腰痛が治る(EBMの有効性が実証された;ノーシーボの脅威;正しい情報こそ回復のきめて ほか)
著者等紹介
長谷川淳史[ハセガワジュンシ]
1960年生まれ。北海道旭川市在住。TMSジャパン代表。ニューヨーク大学医学部教授のジョン・E・サーノが提唱したTMS理論をさらに発展させ、EBM(根拠に基づく医療)とNBM(物語に基づく医療)の統合を目指す腰痛治療プログラム「TMSジャパン・メソッド」を開発し、各地でセミナーや個人治療プログラム、講演などを行なっている
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感想・レビュー
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ネフェルティア
3
TMS理論の説明と実際に治った人の体験談がたくさん載っている。痛みを克服した人の体験談を読むのは励みになった。先月からずっとサーノ博士の「ヒーリングバックペイン」と長谷川淳史氏の「腰痛は怒りである」とこの本を何度も何度も読んだ。読書療法を繰り返すうちに激痛がなくなった。自分が実際に体験してみるとサーノ博士のAmazonのレビューの多さも納得する。「腰痛は怒りである」の方がTMS理論がよくわかるが、体験談が載っていると自分も治るはずという励みになるので、腰痛はを先に読んでからこれを読む事をオススメしたい2016/06/07