内容説明
保健所や動物愛護センターで出会った犬たちのおちゃめで、かわいくて、ちょっぴり切ない写真絵本。
著者等紹介
藤本雅秋[フジモトマサアキ]
1956年生まれ。日本大学法学部卒。東京写真専門学校卒。動物写真家・田中光常氏に師事後、フリーとして独立。日本国内をはじめ、南極、アフリカ、カナダ、オーストラリアなど世界各地の野生動物から犬・猫まで愛情豊かに撮る
坂崎千春[サカザキチハル]
1967年生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。ステーショナリーデザインの仕事を経て、現在フリーのイラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
46
この写真に載っている子犬達は皆譲渡される事が決まっているとの事でほっとした。写真は可愛いのだけれども、文章が切なくていったいどうなるのだろう?とドキドキしながら読んだから。でも、世の中にはこの子達と違って選ばれなくて処分される犬や猫がまだまだたくさんいる。藤本さんが巻末で書かれておられる事、賛成です。本当にショップでの生体販売を一刻も早くやめて欲しいです。誰か議員さんが案を国会に提出してくれないかな?掛け替えのない命を守る為に。法律を変えて欲しい。安易に動物を飼わないように。お願いしますm(__)m2017/02/28
書の旅人
11
自分がやりたいことは、動物と暮らせる家に移り、保護施設から家族として迎え入れ、そのコらを通して、命の大切さを子どもたちに伝えること。だから、今出来るのは全てを見て、知ること。そして考え、描くこと。2017/02/12
ことちん
8
保健所の犬を実際に見たことがあるが、寂しそうな諦めたような眼をしていたことが強烈に印象に残っている。このフォトブックに載っているのはきれいな子犬メインなので可愛らしさが目立つが、実際はもっと殺伐とした場所にひっそりとしています。2017/01/04
はんぷてぃ
1
はっきり語ってくるわけではないから、伝わらない部分もある。ワンちゃんだから。でも、だからこそ考えなければならない。ワンちゃんたちの心の声を汲み取る努力を人間がしなくちゃいけない。2014/12/18