目次
私たちがアイルトン・セナを失った日(1994年5月1日、イモラにて)
私がF1と関わり始めた頃(1978年5~6月)―バーニー・エクレストンとの出会い
モーターレースの安全について調査開始(1978年6月)―ポールリカール、ブランズハッチ、そしてホッケンハイムにて
ロニー・ピーターソン、モンツァの悲劇(1978年9月10日)
メディカル・ケアを徹底せよ(1978年)―ワトキンス・グレンとモントリオール
70年代の名F1レーサーたち―アンドレッティ、シェクター、ロイテマン、ハント、ラウダ、ヴィルヌーヴ…
アルゼンチンGP、タンゴと政治のはざまで(1979年1月)
サーキットの安全への厳しい注文(1979年4月)―ロングビーチとハラマ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
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セナの死から始まるF1の専属医師のF1との関わりを綴った本。特に80年代のドライバーについては感慨深い。しかし、死に至らなかったとはいえ、ドネリーの事故など、あやうち命を失いそうな事故は多発していた。しかし、所々のこのおっちゃんのユーモアのセンスはなかなか。ぼくとしては、セナ、プロスト、マンセル、ピケの時代が懐かしい。88~91年が面白かった。懐古出来る楽しさもあった。医療の現実は知識不足で理解できず終い。2014/10/24
銀獅子王の憂鬱
1
F1の専属医師だったシドワトキンス氏の自伝的な本。彼がいかにF1に近代医療を持ち込み、安全性を高めたかを知ることができた。またロニー・ピーターソン、ジル・ビルヌーブ、デディエ・ピローニの事故の詳細も知ることができる。F1好きにはおススメ。2012/03/30