目次
植物化石の世界へ（圧縮化石；印象化石；鉱化化石 ほか）
化石が語る進化のドラマ（カンブリア紀―２５億年前、太古の海で光合成が活発化した；デボン紀―上陸した植物は、まだ茎と葉の区別もなかった；デボン紀―陸上で生きていくための戦略 ほか）
古植物学者・三木茂の仕事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
35
図書館内で読了(3)古代の植物が地層の間で圧縮され化石となったものを植物が進化したり多様化する過程とともに紹介した本。とにかく写真が素晴らしくておおっ！となる。2015/01/31
uD
14
僕の中では“化石”と言えば恐竜みたいなところがありますが、いわゆる恐竜の時代は今から約6500万年前。 対して、本書で取り上げられている植物の化石には5億年もの歴史があります。 僕たち人間の時間スケールから考えるとどちらもそれはもう途方もない長さであるわけで感覚的にはわかりにくいですが、数字として比較するとやっぱりかなりの差がありますよね。 カラー写真なのが素晴らしい。 そういう意味では読み物というより眺めて楽しむ図鑑と言った印象でした。2018/06/23
Chiyo Morimoto
5
すばらしい写真がたくさん。図鑑みたいなのだいすき。2014/06/05
更紗蝦
5
とにかく写真が美しいです。これはもうアートの領域です。ビジュアル本として楽しめるのはもちろんですが、植物の進化についても学べます。巻末に掲載されている、古植物学者・三木茂氏の業績も、興味深いです。2013/08/03
ビリー
4
ああ、素晴らしいなぁ。恐竜とか化石の本は数あれど、植物化石に特化した本ってのはかなり貴重。しかもフルカラーで紙質も高いので写真が美しい。この手のマニアックな分野では小難しくなりがちだが、写真と文章のバランスが絶妙で、マニアでなくても写真集的に楽しめる一冊。眺めてるだけで癒される。2013/05/26
