目次
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木造進化論―木造による現代建築のつくり方
作品データ
著者等紹介
西沢大良[ニシザワタイラ]
1964年東京に生まれる。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業。1987‐93年入江経一建築設計事務所勤務。1993年‐西沢大良建築設計事務所主宰。1995、96年SDレビュー入選、1997、99年東京建築士会住宅建築賞、1999年ディスプレイデザイン大賞入選、2001年東京建築士会住宅建築賞金賞、2005年AR‐AWARDS(イギリス)最優秀賞、2006年JIA新人賞、2007年BARBARA CAPPOCHI(イタリア)最優秀国際建築賞、2009年Faith & Form Awards(アメリカ)最優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Zy
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・21世紀の建築家の役割 未来の建築物は、あらゆる意味で生態環境的な立体になる、というヴィジョンが出てくる。建築は、身体や体調といった非常に微視的な事柄から、都市の植生や気象といった巨視的な事柄までに働きかけるような、生態環境的な立体になる。筆者はそうしたヴィジョンを得た。真に想定外の現代建築を、多種多様なかたちで地球上にもたらすことが21世紀の建築家の役割である。
gami
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均質な機能主義的観点から作られた近代建築を超える現代建築を、木造建築の壁体とスラブ体のパラメトリックな多層性を利用し実現させようとする筆者。 その方向性に理解と共感はできても、自分の設計に今すぐ活用していけるかと言われればNoだ。今はまだ自分の内にある基礎知識があまりに乏しい。明らかに、勉強不足。2012/01/03