内容説明
日本思想史に豊かな実りをそえる思想の数々が、なぜ茨城の地に集中して華ひらいたのか?辺境なるがゆえのフロンティア性と反逆性!その対立と統一のダイナミズムが生み出した茨城固有の精神風土を思想史的観点から解析する。
目次
第1章 『常陸国風土記』にみる古代の茨城
第2章 東歌・防人歌の世界
第3章 平将門に関する二、三の問題
第4章 常陸と親鸞
第5章 『神皇正統記』と常陸―北畠親房の歴史哲学
第6章 徳川光圀と『大日本史』
第7章 水戸学と尊王攘夷思想―激派と東湖
第8章 明治国家と水戸学・水戸人
第9章 茨城の自由民権運動
第10章 岡倉天心と五浦
第11章 菊池謙二郎舌禍事件
第12章 血盟団と五・一五事件
第13章 水戸高等学校思想の推移
第14章 常東農民運動―その思想と運動
第15章 梅本克己の主体性論
-
- 電子書籍
- すみに置けない未亡人の禁断愛【タテヨミ…