内容説明
新たな人間社会とは、いったいどのようなものが理想的であり、求められるのか。本書では、地域、環境、都市のあり方を中心に、その問題としての社会的損失の視点と、これらが本質的にもつ公共性の視点から検討していく。
目次
第1章 現代と地域
第2章 環境とアメニティ
第3章 地域開発と市場理論
第4章 新古典派経済学理論の非現実性と人間性の喪失
第5章 農業・食料と公共性
第6章 社会的制度の公共性と民営化による社会的損失
第7章 戦後日本社会の土地・都市・環境問題と将来像
著者等紹介
家木成夫[イエキナルオ]
1954年兵庫県に生まれる。東京大学経済学部卒業。大成建設入社。総合研究開発機構(NIRA)研究員、社会基盤研究所主任研究員、社会工学研究所上席主任研究員などを歴任。上武大学ビジネス情報学部教授。地域・都市経済論、環境経済学、公共性・政策論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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