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内容説明
新自由主義・グローバリゼーションにより均質・断片化され、そして疎外された私たちの「生」の決定を取り戻すために。新しい「参加」の回路とその可能性を探る。
目次
第1章 現代における新しい不平等―なぜ「参加と公共性」が問題となるのか(社会全体の分析手法としての空間論;情報社会の光と陰;グローバル化がもたらす問題;新自由主義の台頭;現代的は不平等と「参加」)
第2章 日本におけるボランティアと参加(政治参加の問題;どのようにボランティアをとらえるか;日本における市民活動とボランティアの歴史;制度との関係性から見たボランティアの現代的性格;参加の陥穽と外部性の確保)
第3章 ボランティアは「社会変革」の担い手なのか―社会運動論から見たボランティア(ボランティアと社会運動;「新しい社会運動」論;オルタナティブな政治と「新しい参加としてのボランティア」)
第4章 参加へつながるボランティア―ボランティアと公共性(新しい参加としてのボランティアと公共性;公共性の問題群とボランティア;公共性と国家・共同体との関係)
著者等紹介
関嘉寛[セキヨシヒロ]
1968年生。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了・博士(人間科学)。現在、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター・助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。