内容説明
哲学の基礎と、最新の研究成果を大胆に盛り込んだわかりやすい解説。「いま・ここ」を生きる読者を、哲学者たちとの対話と議論、そしてたえざる反省的思考に誘う。
目次
第1部 生と哲学(ショーペンハウアー―「戦い」としての哲学的生;ニーチェ―絶対の喪失という希望;ディルタイ―精神科学の哲学者;ベルクソン―継起・生命・問題)
第2部 現象と解釈(フッサール―現象の相のもとに;ハイデガー―哲学と芸術をめぐって;メルロ=ポンティ―意味の深層へ;ウィトゲンシュタイン ガダマー―有限な理性の不遜な夢)
第3部 差異、他者、外部(サルトル―自分に逆らって考える;デリダ―脱構築とヨーロッパ近代の臨界;ドゥルーズ―イメージの/と思考)
著者等紹介
伊藤直樹[イトウナオキ]
1963年生。法政大学大学院人文学研究科哲学専攻博士課程単位取得修了。現在、法政大学兼任講師
齋藤元紀[サイトウモトキ]
1968年生。法政大学大学院人文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。現在、法政大学・大学院兼任講師、国士舘大学非常勤講師
増田靖彦[マスダヤスヒコ]
1967年生。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、上野学園大学、東京電機大学等で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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