演出家・マックス・ラインハルトの舞台創造―協働演出による祝祭劇の実践

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演出家・マックス・ラインハルトの舞台創造―協働演出による祝祭劇の実践

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  • サイズ A5判/ページ数 542p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784872598469
  • NDC分類 771.6
  • Cコード C3074

内容説明

「総合芸術」「集団創造」としての演劇の創出と実践において、演出家の正体とはいかなるものか。20世紀初頭に欧米で活躍した演出家、マックス・ラインハルト(1873‐1943)の多彩な仕事を、協働者との関係から浮かびあがらせる。「演出家」という当時の新たな職能の第一人者でもあったラインハルトの演劇・劇場・上演の特性を、一次資料や当時の出版物、先行研究の議論をもとに読み解いた。ラインハルトを多様なジャンルや文化をつなぐ実践者としてとらえ、演出家像の再考を試みる。

目次

序章 「演出家」および「演出」の研究
第一章 非言語表現の探究―文学から劇場へ
第二章 一九一〇年の野心的な企画と協働の精神
第三章 協働製作による総合芸術の試行錯誤
第四章 一九一〇年代の大劇場「演出」の国際的波及
第五章 一九二〇年代アメリカの「演出」受容
第六章 一九二〇‐三〇年代の大劇場演出のゆくえ
終章

著者等紹介

大林のり子[オオバヤシノリコ]
1969年兵庫県生まれ。2001年大阪大学大学院文学研究科演劇学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。同大学助手、北翔大学短期大学部講師、北翔大学生涯学習システム学部准教授、明治大学准教授を経て、明治大学文学部教授。専門は演劇学、近現代西洋演劇史。主に、マックス・ラインハルトの仕事を中心に、ドイツ語圏および英米圏の近現代の舞台芸術および演出家に関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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