市民のための歴史学―テーマ・考え方・歴史像

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市民のための歴史学―テーマ・考え方・歴史像

  • 桃木 至朗【著】
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  • 大阪大学出版会(2022/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872597561
  • NDC分類 201
  • Cコード C1020

出版社内容情報

「歴史」は、”動かない過去”を暗記するだけの、役に立たない科目なのか?歴史学は、”稼げない”学問なのか?

歴史とは何か。歴史を学ぶにはどうしたらよいのか。歴史を学ぶ意味は何なのか。こうした問いに応えられる大人は、どれくらいいるだろうか。大阪大学史学系は、シルクロード史、東南アジア・海域アジア史、近現代グローバルヒストリーなど、定説や教科書記述に囚われず、地域の生活感覚に根ざした視点で歴史研究を推進し、高校教員と連携した「日本史を含んだ世界史」など歴史教育の刷新にも取り組むことで、国内外から注目を浴びてきた。本書では、こうした先進的な研究・教育を踏まえて、高校・大学の新しい教科書の背景にあるような歴史学の考え方や動向を理解し、歴史学の意味を再考する。そして、現代の諸課題につながるテーマに向き合い、眼前の世界や常識に縛られない批判的精神をめざすための素養を身に着ける。大好評『市民のための世界史』に次ぐ、今を生きるための歴史学入門。

●本書の特色
・「課題」と「資料」
古い知識・考え方の問題点や、新しい歴史学の要点・面白さに関わる「課題」や「資料」を足がかりにして、ヨーロッパ中心史観、国民国家史観、男性中心史観といった従来の歴史学・歴史教育を超えた歴史学を示す。「歴史を学ぶこと」に関心を持つ読者に新たな視点をもたらすだろう。例えば、「鎌倉幕府はいつできたのか?」。教科書で覚えた「いい国(1192)つくる」だけでなく、1183、1185年などの説もある。実はこれは、「何をもって幕府の成立と考えるか」という定義の問題であり、5W1Hを再考する問いなのである。

・「歴史の公式」
歴史の基本概念のリストや、歴史学の基礎的な対象・考え方、実際の歴史に広くみられるパターンを「歴史の公式」としてまとめる。歴史学の基本的な性格を押さえたうえで、新しい方法や世界史像を学び、汎用的な歴史的思考力を身に着けることができる。例えば、「内政がうまくいかない為政者は、外交や対外戦争でポイントを稼ごうとする」「戦争は勝った方が一方的に得をするとは限らない」など、歴史学の概念・論理から歴史の展開まで、まさに今を生きる我々が歴史を学ぶことの意義を実感できるだろう。

目次
序章 現代世界の中の歴史学
1. 現代世界の激動と歴史をめぐる戸惑い
2. 歴史学入門(史学概論)の内容と役割

第1章 歴史学はなにをどう問題にしてきたか、こなかったか
1. 歴史学の基本視角と対象 
2. 日本の歴史学の位置と課題

第2章 史料(資料・史資料)とはなにか 
  1. 史料(資料・史資料)とその種類
2. 史料(資料・史資料)の捜し方・使い方
3.中華世界における外国情報とその記録

第3章 時間の認識と時代区分 
1.時間と時代
2.歴史観と時代区分
3. 新しい近代像とアジア・日本の位置  

第4章 ローカルな歴史とグローバルな歴史 
1. 一国史(国民国家の歴史)を越える/相対化する地域・空間設定
2. 日本史とアジア史・世界史をつなぐ

第5章 環境と人類、技術と科学の歴史 
1. 歴史と環境
2. 技術・科学と環境・人類
3. 歴史人口学の世界  

第6章 暮らしと経済の歴史 
 1. 暮らしと衣食住
2.経済史の刷新
3.貨幣の不思議

第7章 政治と外交の歴史 70
1.政治と権力の歴史
2.国家・政体と外交
3.国家・政体と外交

第8章 戦争と平和・軍事の歴史
 1.軍事・戦争の方法と意味
 2.軍事力の担い手と社会・国家体制
 3.反戦平和と学問 

第9章 法と秩序・制度の歴史
1.「法」の諸類型と系譜
2.社会と「制度」「体制」「秩序」 
3. 制度と人を結ぶ

第10章 社会と共同体・公共性の歴史 
1.社会とは何か  
2.社会史という方法
3.共同体と公共性
4. 中国「社会」とはどんなものだったか

第11章 ジェンダーの歴史、家族の歴史 
1. ジェンダーという概念
2. 家族・親族と婚姻・ライフサイクル
3. 東アジア史のなかの日本型のイエ 

第12章 文化・芸術・思想と情報・メディアの歴史
 1. 文化史研究の現在
 2. 言語論的転回以後の歴史研究
 3. オリエンタリズム

第13章 歴史と記憶、歴史と現在
1. 「記憶」と「歴史」
2. 歴史と現在
3. 支配者(多数者)の歴史、勝者の歴史や国民の歴史でないものの模索

終章 歴史学の未来
 1.歴史学とその「外部」
2. 社会変動と制度改革の中の歴史学と歴史教育
3.研究者のキャリアパスと大学・学界
付録
1.歴史の公式
2.マルクス主義史学とはなにか?
3「言語論的転回」と「歴史=物語り論」、そしてポストモダニズム
4.アジアの中の日本史

内容説明

大好評『市民のための世界史』と一緒に読むと、新しい歴史の考え方が見える。対象・方法・概念・考え方・問題領域と研究動向を1冊で紹介。「歴史の基本公式」掲載。

目次

現代世界の中の歴史学
歴史学はなにをどう問題にしてきたか、こなかったか
史料(資料・史資料)とはなにか
時間の認識と時代の区分
ローカルな歴史とグローバルな歴史
環境と人類、技術と科学の歴史
暮らしと経済の歴史
政治と外交、権力と反抗の歴史
戦争・平和と軍事の歴史
法と秩序・制度の歴史
社会と共同体・公共性の歴史
ジェンダーの歴史、家族の歴史
文化・芸術・思想と情報・メディアの歴史
歴史と記憶、歴史と現在
歴史学の未来を考える

著者等紹介

桃木至朗[モモキシロウ]
大阪大学大学院文学研究科名誉教授。専門はベトナム史を中心とする東南アジア史、海域アジア史、歴史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しびぞう

3
平易な内容を思わせる装丁だったので図書館で借りて読んだが読了まで1か月かかった。読んでわかったことは、「市民」というのはある程度勉強をして知識が身についている人のことを言うのであって、生きていれば誰でも市民になれるのではない、ということだ。少し歴史学を齧ってから読んだので最後まで頁をめくれたが、そうでなければとても読めなかった。それでも内容はとても面白く、だから最後まで読めたのだが、誤字脱字の多さが残念だった。言葉の使い方(主に語順)にも微妙な癖があったが、それはこの本の価値には影響しないものだ。2022/07/27

soumen28go

0
くどいが世界史教育をしっかり考えるために必要な一冊。2023/04/25

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