内容説明
語りを現象学的に分析し、心の回復へと導く。語ることすらタブー視されがちな人工妊娠中絶に一石を投じるべく、インタビュー調査や質問紙調査をもとに、当事者にどのような心理的ケアが必要かつ可能なのかを探る。
目次
第1部 人工妊娠中絶という周産期の喪失体験(周産期の喪失;トラスマと悲嘆)
第2部 人工妊娠中絶に関する調査研究(胎児の死;妊娠初期に人工妊娠中絶をした女性の内的世界;妊娠中期に人工妊娠中絶をした女性の内的世界;妊娠中期に人工妊娠中絶をした女性にとっての主体性;人工死産経験者同士の時間と空間の共有)
第3部 人工妊娠中絶という周産期喪失と心理臨床(共に悼む;研究調査のまとめと課題)
著者等紹介
管生聖子[スガオショウコ]
大阪大学大学院人間科学研究科(人間科学専攻)講師。博士(人間科学)。臨床心理士・公認心理師。専門領域は、臨床心理学・周産期心理学・周産期および精神科医療。「死んでしまうことはもうわかっている」わが子を「産む」母親の語りの分析。心理臨床学研究、38(5)、400‐410、2020。(第32回日本心理臨床学会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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