技能実習生と日本語教育

電子版価格
¥6,600
  • 電書あり

技能実習生と日本語教育

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784872597387
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C3037

出版社内容情報

なぜ彼らは日本語ができないのか?――失踪、病気、自殺といった技能実習生をめぐる問題において、「言葉」の問題は決定的である。今や留学生の数を超える技能実習生たちには、どのような日本語教育が必要なのか。受け入れる我々は、彼らにどのように向き合っていくべきなのか。国内外の異なる立場の関係者の思惑に迫りながら、かみ合わない制度の実態と課題を浮き彫りにする。

まず、これまでの外国人労働者受け入れの経緯とともに技能実習制度・技能実習生の現状を整理し、彼らが各送り出し国でどのような制度・教育のもとに日本にやってくるのかを明らかにする。そして、受け入れ機関で行われている日本語教育や職場でのコミュニケーションの実情から、今後のあるべき交流を展望する。さらに先行事例として台湾、韓国の外国人労働者受け入れ制度の概容と課題を確認し、少子高齢化への対応を考える。
特別補論として、技能実習生の日本語能力の口頭アセスメント結果を掲載し、日本語能力にかかわる具体的な問題と需要を検討する。

前著『母語をなくさない日本語教育は可能か』で扱った日本に住む外国ルーツの子どもたちに続いて、日本で働く外国人労働者の課題を考え、外国人と共生できる社会を目指す。 


<著者情報>


真嶋潤子(編著)(マジマジュンコ)
大阪大学 名誉教授、招へい研究員
ジョージア大学(アメリカ)教育学大学院博士課程修了 教育学博士

牟田和男(著)(ムタカズオ)
テュービンゲン大学(ドイツ)哲学・歴史学部修士課程修了

宋弘揚(著)(ソウコウヨウ)
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士後期課程(人文地理学)
金沢大学大学院人間社会環境研究科人文学専攻博士前期課程修了

道上史絵(著)(ミチガミフミエ)
大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程
津山工業高等専門学校総合理工学科 特命助教
大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻博士前期課程修了

トゥ トゥ ヌェ エー(著)(トゥ トゥ ヌェ エー)
岡山大学日本留学情報センター ミャンマー(OJEIC)アソシエイトコーディネーター
大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程修了 博士(日本
語・日本文化)

近藤美佳(著)(コンドウミカ)
大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻 助教
京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了 博士(人間・
環境学)

中谷真也(著)(ナカタニシンヤ)
大阪大学言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程
大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士前期課程修了

荒島和子(著)(アラシマカズコ)
大阪大学外国語学部 非常勤講師
大阪外国語大学大学院言語社会研究科国際言語社会専攻日本コース博士前期課程修


吉川夏渚子(著)(ヨシカワカナコ)
大阪大学外国語学部 非常勤講師
大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士前期課程修了

藤原京佳(著)(フジワラキョウカ)
京都産業大学 外国語契約講師
大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻博士後期課程単位取得退学 博士(文学)

樋口尊子(著)(ヒグチタカコ)
大阪大学日本語日本文化教育センター 非常勤講師
立命館大学大学院言語教育情報研究科言語教育情報専攻修士課程修了

平井一樹(著)(ヒライカズキ)
甲南大学国際交流センター 日本語特任講師
大阪外国語大学大学院言語社会研究科国際言語社会専攻日本コース博士前期課程修


岩城あすか(著)(イワキアスカ)
公益財団法人箕面市国際交流協会 箕面市立多文化交流センター 事務局次長
イスタンブール大学(トルコ)社会科学研究所修士課程修了


(上記内容は本書刊行時のものです。)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしのひ

20
先日この内容のセミナーに参加したのをきっかけに購入。業界は同じでも教える対象者が違うので知らないことも多く、課題点が山積であることを痛感させられたとともに、諸外国の例も記載されていたので、まだまだ改善の余地あり。何より日本語教育業界だけで議論されるべきものにあらず、地域や企業を巻き込んで課題に取り組んでいくことが必然。技能実習生を日常で耳にするとしたら、悲しいニュースに偏りがちだが、だからこそ彼らの頑張りにも目を向け、もっと理解していく必要がある。そして同じ日本で暮らす友にもっと耳を傾けるべきであると。2022/03/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18831946
  • ご注意事項