阪大リーブル<br> とまどう男たち―死に方編

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阪大リーブル
とまどう男たち―死に方編

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872594362
  • NDC分類 367
  • Cコード C1336

出版社内容情報

退き際のダンディズムとはなにか。「死」が視野に入る、気づきの書。「生き方編」とともに「あきらめの男性学」を示す。退き際のダンディズムとはなにか。大村英昭氏の絶筆となってしまった本書は「生き方編」とともに「あきらめの男性学」を示す。石飛幸三、中村仁一、久坂部羊の目前に死をとらえたエッセイとともに、男が自殺する理由、死に場所、死に方、いのちが尽きようとしたとき必要なエクササイズ、心霊(たましい)の行方までをたどる。本当の男の道とはなにか。生きているうちに「死」が視野に入る、気づきの書。 

はじめに



<strong>第一章 退き際のダンディズム</strong>



はじめに/序節 「煽る文化」にさらされて/第一節 「遊びの精神」とダンディズム/第二節 「演技の精神」とダンディズム/第三節 成り切らない演技力/第四節 「中途半端」を愧(は)じる心/おわりに 



【エッセー1】人生の教訓



<strong>第二章 男の自殺とクジャクの羽</strong>



男女関係と自殺―自殺の隠れた要因?/自殺の増減は経済によるのではなく、社会変化による―フランスにおける自殺傾向の異変/経済の低迷は自殺を増やしたか?―栄光の三〇年のあとの時代/一九八〇年以降の日本の状況/消費とオスのクジャクの羽/「クジャクの羽」の記号性と文化性との関連―一九八〇年以降の社会変化について/日本における適応度指標としての経済力について 



【エッセー2】死を視野に生きる



<strong>第3章 死に場所を求めて―高齢社会における生き方死に方</strong>



禁断の知識―抗加齢ブーム/寿命についての改善論と受容論/脚光を浴びる男の短い寿命/自然死・平穏死ブームと胃ろう問題/老年の二つの区分/病院は死に場所ではない/男と女は考える/群れへ帰る―なぜ病院で死ぬべきでないか 



【エッセー3】思いがけないことが起きる自然死





<strong>第4章 講演「心霊(たましい)」の行方について考える</strong>



抗がん剤は止めました/「民俗のこころ」に訪ねる/全国戦没者追悼式典/本願寺派の祖檀納骨/そのたましゐ蝶となりて/御影信仰/御巣鷹山以上に北朝鮮にも留まっているのか……/「天国はもう秋ですか、お父さん」/拾骨儀式/魂魄この世にとどまり/靖国神社と碧血碑/靖国神社 対 千鳥ケ淵戦没者墓苑/メモリアリズムと遺骨新宗教/火葬化の波が押しよせると…… 



【対談】 日本仏教と「供養」



死を超えてもなお続く生命のストーリー/「民俗のこころ」になったストーリーとそれすら失った現代人/私が死んだらどうなるの/無我説 対 日本仏教/仏教と人情の相剋/恩讐の彼方/『モリー先生との火曜日』/『「平穏死」のすすめ』/暇があると要らないことを考える/死が怖くなくなる 



【エッセー4】親父との約束



参考文献

執筆者一覧

大村英昭[オオムラ エイショウ]
大村英昭
僧侶・大阪大学名誉教授・相愛大学人文学部教授

山中浩司[ヤマナカ ヒロシ]
山中浩司
大阪大学人間科学研究科教授

石飛幸三[イシトビ コウゾウ]
石飛幸三
医師・東京都済生会中央病院副院長を経て、現在世田谷区立特別養護老人ホーム 芦花(ろか)ホーム医師

久坂部 羊[クサカベ ヨウ]
久坂部 羊
医師・作家・大阪人間科学大学教授

釈 徹宗[シャク テッシュウ]
釈 徹宗
僧侶・相愛大学教授

中村 仁一[ナカムラ ジンイチ]
中村 仁一
医師・社会福祉法人「同和園」附属診療所所長

内容説明

退き際のダンディズムとはなにか。生きているうちに「死」を視野にいれる。「生き方編」とともに理解する、諦めの男性学。

目次

第1章 退き際のダンディズム
エッセー1 人生の教訓
第2章 男の自殺とクジャクの羽
エッセー2 死を視野に生きる
第3章 死に場所を求めて―高齢社会における生き方死に方
エッセー3 思いがけないことが起きる自然死
第4章 講演「心霊(たましい)」の行方について考える
対談 日本仏教と「供養」
エッセー4 親父との約束

著者等紹介

大村英昭[オオムラエイショウ]
僧侶・大阪大学名誉教授・現在相愛大学人文学部教授

山中浩司[ヤマナカヒロシ]
大阪大学人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

3
現代日本人の心の中には、どこか宗教に対してのネガティヴイメージがあるように思う。迷信だ、カルトだ、洗脳だ、心の弱さだ、、、葬式は儀式だ、、、、、しかし、死は必ず訪れるわけで、ある時から人は死生観を持たざるを得なくなる。死生観を持たない民族の宿命として、延命治療を施す事になり税金の多くを医療費に投入する事になる。国の借金は膨らみ、未来を生きる子供達への足かせとなる。やっぱり、大人は死と向き合って、死生観を持たないといけませんね。。。あ、今年も死生観イベントやりますよっ!2017/01/30

くらーく

0
死を覚悟したのかな、大村氏の発言に強い意志を感じる。2016/11/26

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