内容説明
世界的劇作家×天才ロボット学者、世界的に活躍する2人がタッグを組んだ。台本を完全掲載。
目次
制作過程 ロボット演劇「働く私」が上演されるまで
プロフィール(平田オリザ(劇作家・演出家、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
石黒浩(大阪大学大学院基礎工学研究科教授))
対談 ロボットが演劇?ロボットと演劇!?
台本 ロボット演劇「働く私」
エッセイ(ロボット研究とは人間の心を知ること;ロボット演劇の開発;「ええ、まぁ」の言語学)
ロボット コミュニケーション・ロボットwakamaru
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Te Quitor
4
お芝居とロボットを融合させた「ロボット演劇」。演劇論やロボット製作者の話。ロボット演劇「働く私」の台本も掲載されている。感情がないロボットを使って「人間らしさ」を表現しようという試みが非常に興味深いです。この演劇を実際に観に行ったことはありませんが、面白そうな演劇ですね。ロボットや演劇についてド素人の自分からみても、多くの可能性が眠った公演だと感じました。2013/03/07
Humbaba
3
心とは一体何から生まれるものなのだろうか.たとえ心をプログラムしていなくても,人は自然とロボットから心を汲み取ろうとする.それならば,ロボットが演劇を行えば,より人間的な心を持っていると感じられるようになるのではなかろうか.2010/08/29
kozawa
1
ロボットを含めた演劇。元来人間相手にも「そこ0.3秒遅らせて」などと即物的な演出もするという平田オリザがロボットを含めた演劇に参加する、という試み。interesting2010/05/15