内容説明
モンゴル文字表記によるモンゴル語の初級・中級テキスト。キリル文字表記にも対応。
目次
第1章 文字と発音編
第2章 名詞語尾編
第3章 動詞語尾編
第4章 モンゴル文語の重要文法事項
第5章 名詞類
第6章 動詞類
第7章 不変化詞類
第8章 派生接尾辞編
第9章 ことわざ編
第10章 慣用句編
第11章 講読編
著者等紹介
塩谷茂樹[シオタニシゲキ]
1960年石川県生まれ。1991年、京都大学大学院文学研究科言語学専攻、博士後期課程単位取得退学。現在、大阪大学世界言語研究センター教授。1980年~1982年、モンゴル国立大学留学。専門はモンゴル語学(形態論及び語彙論)、モンゴル口承文芸(ことわざ、慣用句)を主な研究分野とする
中嶋善輝[ナカシマヨシテル]
1971年愛知県生まれ。2006年、大阪外国語大学言語社会研究科言語社会専攻、博士後期課程修了。現在、大阪大学世界言語研究センター専任講師。1992年~1994年ウランバートル在住、1997年~1999年中国・内蒙古大学留学、1999年~2000年中国・新疆大学留学。専門はモンゴル語学、アルタイ言語学、チュルク語学を主な研究分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にせねこ
1
1日2時間程度を目安に2ヵ月程で一通り終了。モンゴル文字とキリル文字を並行して学べるのでそれらの関係がわかって良い。最初の方でモンゴル文字は手書きに近いフォントでも示されていて初学者には有難い。文法については語法用法などの説明が少なく、これ一冊では不安な面がある。また動詞が出てくるのが全体の1/3を過ぎた辺りと遅く、それまで挨拶言葉も出てこないので文字を学ぶ以外でモチベーション保つの難しそう。誤植もそれなりにあるが同じ文章が三種類の文字で書かれているので大体補完できる。モンゴル文字の書き方を学ぶには良い。2018/01/11
teruyoshi50000
0
モンゴル語のキリル文字表記と同時にモンゴル語表記もある。ただし、中国国内でのチャハル方言との差異には言及していないのでそこが弱点と言えば弱点。