感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
樂
2
教育社会学の視点は、今までの自分には全くなかったと言ってもよいと思う。 種々の問題に対し、生徒個人に向き合って「心の問題」として扱ってばかりいた。 教育社会学のように、ある種ドライな立場から冷静に、また幅広い視点や解決策を念頭において問題を見つめ直すことも必要。2017/11/24
たじー
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教育社会学について体系的に学ぶことができた。 特に大阪の人権教育についての記述が多く、参考になった。 各章の最後についてある、文献ガイドを参考に色々な図書を読んで勉強していきたいと思う。2017/05/17
山がち
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興味深いのを何点か。かつて学校はピアノやステレオ、図書館など家庭より文化水準が高かったが現在ではクーラーやパソコンなど遅れてしまっている。担任の名前を冠した学級の呼称は学級王国の表れの一つである、海外の一部では教師は役割ごとに分業がなされている、LDやADHDなどに対応する専門性・個別性は彼らの分離を促す、教師には上手くいかなくなると社会などを批判するがブーメランとなる、学級だよりの発行などに平等を求める保護者、画一的な指導は低学力層を上げられない、日本人は他人の貧困には冷淡で無関心であることなどがある。2013/10/09
Bungorai
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大阪の教育をもとに書かれた教育社会学の本。とくに人権教育に詳しい。2012/05/07
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- 和書
- 戦神の裔